ファーストリテの上昇と先物がけん引して

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最新投稿日時:2019/04/03 19:59 - 「ファーストリテの上昇と先物がけん引して」(斉藤紀彦)

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ファーストリテの上昇と先物がけん引して

著者:斉藤紀彦
投稿:2019/04/03 19:59

大幅反発となりましたが

日経平均は+207円高の21713円と反発しました。

朝方は、小幅高で始まったあとに下落に転じる場面もありましたが、9時30分すぎに英経済紙フィナンシャル・タイムズ電子版が、きょうから開かれる米中閣僚級協議について米中両国の最終合意が間近となっていると報じたことから先物買いが相場をけん引して持ち直し、後場に入ると+217円高の21722円まで上昇して高値圏で終わりました。

中国3月非製造業購買担当者景気指数(PMI)が1年2ヶ月ぶりの高水準だったことや、3月度の既存店売上高が伸びたファーストリテの上昇も指数に大きく寄与しました。

東証1部の売買代金は2兆4166億円、騰落銘柄数は値上がり1480銘柄、値下がり588銘柄、日経225採用銘柄では値上がり144銘柄、値下がり76銘柄でした。

ファーストリテが1銘柄で日経平均を約104円押し上げています。

日経ジャスダック平均は3営業日ぶりに反発、東証マザーズ指数も反発しました。

日経平均のテクニカル指標は、総じて高値圏入りが近づいてきています。

日経平均はボリンジャーバンドの+1σ(今日現在:21661円)を上回って終わり、3月4日の高値21860円や+2σ(今日現在:21883円)、心理的なフシ目の22000円も視野に入ってきました。

ただ冷静に考えれば+207円高のうち約104円がファーストリテの上昇によるものですので、それ以外の全体としては約100円の上昇にとどまっています。

やはり戻り売り圧力が高まっている部分は否めませんので、さらに上昇するところがあれば目先の売り場となる可能性があると思います。

あすの始まり方にもよりますが、利益確定売りを積極的に進めるべき局面は近づきつつあると思います。
斉藤紀彦
ザイナスパートナー株式会社 代表取締役社長
配信元: 達人の予想

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