■今後の見通し
2019年6月期通期についてトラスト・テック<2154>は、売上高82,000百万円(前期比25.5%増)、営業利益6,000百万円(同39.6%増)、経常利益5,900百万円(同39.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益3,700百万円(同44.0%増)、EBITDA7,048百万円(同32.2%増)と大幅増収増益を予想している。これらの数値は期初予想から変更はない。
前述のように、第2四半期の業績が極めて順調に進捗したが、同社は下期の業績ついて、景況等の先行き不透明感を考慮して保守的なスタンスで臨むこととし、2019年6月期通期予想を据え置いた。その結果、通期予想の達成に必要な今下期の収益は、売上高41,754百万円(前年同期比17.0%増)、営業利益2,888百万円(同38.4%増)、経常利益2,821百万円(同39.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,700百万円(同35.3%増)となっている。
弊社では、今下期について同社が保守的なスタンスで臨んでいることは極めて妥当だと考えている。国内にあっては、すでに様々な業種において米中貿易摩擦の影響が顕在化している。海外領域においては、現在のメイン市場である英国がEU離脱(ブレグジット)を控えている。ブレグジットが様々な波乱の種を含んでいる点は報道等で広く知られた通りであり、この点について用心をするのは当然のことと言える。
現時点では国内の2領域および海外領域の3つの事業セグメントがいずれも第2四半期までの好調を維持している。国内の開発・製造現場での人手不足は構造問題となっており、とりわけ技術系領域については、多少の景気変動では人材確保のニーズは揺るがないとみられる。また海外領域については、顧客の規模も大口から中型規模へとシフトし、取引先の業種を広げ、リスク分散・収益安定性強化を図っている。米中貿易摩擦やブレグジットなどの外部環境の変化の影響を吸収して通期予想を達成する可能性は十分あると弊社では考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之)
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2019年6月期通期についてトラスト・テック<2154>は、売上高82,000百万円(前期比25.5%増)、営業利益6,000百万円(同39.6%増)、経常利益5,900百万円(同39.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益3,700百万円(同44.0%増)、EBITDA7,048百万円(同32.2%増)と大幅増収増益を予想している。これらの数値は期初予想から変更はない。
前述のように、第2四半期の業績が極めて順調に進捗したが、同社は下期の業績ついて、景況等の先行き不透明感を考慮して保守的なスタンスで臨むこととし、2019年6月期通期予想を据え置いた。その結果、通期予想の達成に必要な今下期の収益は、売上高41,754百万円(前年同期比17.0%増)、営業利益2,888百万円(同38.4%増)、経常利益2,821百万円(同39.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,700百万円(同35.3%増)となっている。
弊社では、今下期について同社が保守的なスタンスで臨んでいることは極めて妥当だと考えている。国内にあっては、すでに様々な業種において米中貿易摩擦の影響が顕在化している。海外領域においては、現在のメイン市場である英国がEU離脱(ブレグジット)を控えている。ブレグジットが様々な波乱の種を含んでいる点は報道等で広く知られた通りであり、この点について用心をするのは当然のことと言える。
現時点では国内の2領域および海外領域の3つの事業セグメントがいずれも第2四半期までの好調を維持している。国内の開発・製造現場での人手不足は構造問題となっており、とりわけ技術系領域については、多少の景気変動では人材確保のニーズは揺るがないとみられる。また海外領域については、顧客の規模も大口から中型規模へとシフトし、取引先の業種を広げ、リスク分散・収益安定性強化を図っている。米中貿易摩擦やブレグジットなどの外部環境の変化の影響を吸収して通期予想を達成する可能性は十分あると弊社では考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之)
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