20日まで開催のFOMCを前に

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最新投稿日時:2019/03/19 19:54 - 「20日まで開催のFOMCを前に」(斉藤紀彦)

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20日まで開催のFOMCを前に

著者:斉藤紀彦
投稿:2019/03/19 19:54

薄商いのなか3営業日ぶりに小反落となりました

日経平均は-17円安の21566円と3営業日ぶりに小反落しました。

朝方は、きのうまでの相場上昇で心理的なフシ目の21500円を超えていたこともあって、利益確定売りから安く始まりました。

その後も先物にまとまった売りが出たことをきっかけに下げ幅を拡大すると、安値では-158円安の21425円まで下落しました。

売り一巡後は上昇に転じる場面もあり、再びマイナス圏入りしたものの下値は堅く、大引けにかけては小安い水準で推移しました。

2019年2月期の決算発表を前に、ユニファミマやセブン&アイなどの小売株に先行きを警戒した売りが出て相場の重しとなった一方、機関投資家が受け取る予定の配当金を先回りして再投資するとの観測が根強いことが下支えとなりました。

東証1部の売買代金は1兆8954億円、騰落銘柄数は値上がり597銘柄、値下がり1464銘柄、日経225採用銘柄では値上がり108銘柄、値下がり107銘柄でした。

ユニファミマが1銘柄で日経平均を約25円押し下げています。

日経ジャスダック平均は小幅に反落、東証マザーズ指数は反落しました。

日経平均のテクニカル指標は、高値圏を示唆するものが出始めています。

きょうの日経平均の高値もボリンジャーバンドの+1σ(今日現在:21615円)で止められましたが、終値では心理的なフシ目の21500円を維持しました。

20日まで開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて様子見ムードも広がっていることから売買代金は連日で活況の目安となる2兆円を下回っています。

引き続き、3月4日高値21860円を意識しながら、まだ上がるところがあれば段階的に売り上がるイメージだと思います。

ただ配当取りの買いや先物にも配当落ち分の再投資買いが控えていますので、基本的には大崩れとはならない可能性も考慮しておいていいかと思います。
斉藤紀彦
ザイナスパートナー株式会社 代表取締役社長
配信元: 達人の予想

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