買い戻し基調の継続に支えられ

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最新投稿日時:2019/02/27 19:58 - 「買い戻し基調の継続に支えられ」(斉藤紀彦)

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買い戻し基調の継続に支えられ

著者:斉藤紀彦
投稿:2019/02/27 19:58

日経平均は反発しましたが

日経平均は+107円高の21556円と反発しました。

朝方は、パウエルFRB議長の議会証言で米利上げ見送り観測が強まったことなどを受けて高く始まると、上海株などの上昇を背景に先物に買いが入って指数の上昇をけん引しました。

医薬品株や内需関連株を中心に堅調に推移すると徐々に上げ幅を広げ、高値では+129円高の21578円まで上昇し、2018年12月13日以来ほぼ2ヶ月半ぶりの高値で終わりました。

株価指数への組み入れ株数変更に伴う売買が大引けにかけて膨らんだことから、東証1部の売買代金は概算で2兆3924億円と4営業日ぶりに2兆円を超え、騰落銘柄数は値上がり1153銘柄、値下がり893銘柄、日経225採用銘柄では値上がり139銘柄、値下がり81銘柄でした。

ファーストリテが1銘柄で日経平均を約50円押し上げています。

日経ジャスダック平均は反発、東証マザーズ指数は1年9ヶ月ぶりに8日続伸しました。

日経平均のテクニカル指標は、まだ高値圏を示唆するものが残っている状態です。

きょうは特殊要因もあって売買代金が膨らみましたが、引き続き積極的な売買は控えられています。

そのなかでも先物を中心とした買い戻し基調は続いており、日経平均は2日ぶりに21500円台を回復しました。

一方で中身を見るといわゆるディフェンシブ銘柄が堅調なことから世界的な景気の先行きには懐疑的な見方も根強く、3月決算期末を控えた国内機関投資家の戻り売り観測も根強いことから一気の高値追いにはつながっていません。

なかなか調整入りしないというのが正直な印象ですが、上昇中の25日線(今日現在:20981円)程度までの調整があった方が自然だと思いますので、やはり来週の荒れるSQ週に備えて利益確定売りを進めていくのが無難だと思います。
斉藤紀彦
ザイナスパートナー株式会社 代表取締役社長
配信元: 達人の予想

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