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最新投稿日時:2019/02/20 19:56 - 「買い戻しが続き3日続伸となりましたが」(斉藤紀彦)

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買い戻しが続き3日続伸となりましたが

著者:斉藤紀彦
投稿:2019/02/20 19:56

下値余地は徐々に大きくなってきていると思います

日経平均は+128円高の21431円と3日続伸しました。

朝方は、米国株高を受けて高く始まると上値が重くなる場面もありましたが、円安ドル高進行を好感した買いが先物や輸出関連株、景気敏感株に加えて、医薬品、電気・ガス業といったディフェンシブ銘柄にも入り、高値では+192円高の21494円まで上昇しました。

後場に入ると、先物にまとまった売り物が出て急速に上げ幅を縮小し、安値では+12円高の21315円まで押し戻されましたが、売り一巡後は大引けにかけて持ち直す動きとなり、2018年12月17日以来およそ2ヶ月ぶりの高値で終わっています。

東証1部の売買代金は2兆922億円、騰落銘柄数は値上がり1196銘柄、値下がり846銘柄、日経225採用銘柄では値上がり152銘柄、値下がり66銘柄でした。

ソフトバンクが約41円、日経平均を押し上げています。

日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数はともに3日続伸しました。

日経平均のテクニカル指標は、おおかたが高値圏を示唆する状況が続いています。

きょうは急速に上げ幅を縮小する場面もあったものの、終わってみれば薄商いが続くなか終値ではボリンジャーバンドの+2σ(今日現在:21351円)を上回って戻り高値を更新しました。

今晩発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨の内容に注目が集まりますが、22日まで開かれる米中閣僚級貿易協議に対する期待も根強いことから買い戻しが続いた格好です。

ただやはりすでに調整がいつ始まってもおかしくない水準までは来ていると思いますので、引き続き目先は段階的に売り上がっておく方がいいと思いますし、下げ余地は徐々に大きくなってきていると思います。
斉藤紀彦
ザイナスパートナー株式会社 代表取締役社長
配信元: 達人の予想

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