買い戻し一巡感も出始めており

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最新投稿日時:2019/02/14 19:51 - 「買い戻し一巡感も出始めており」(斉藤紀彦)

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買い戻し一巡感も出始めており

著者:斉藤紀彦
投稿:2019/02/14 19:51

利益確定売りを進めるのが無難だと思います

日経平均は-4円安の21139円とわずかながら3日ぶりに反落しました。

朝方は、欧米株が上昇したことなどから小高く始まりましたが、買い一巡後は戻り待ちの売りに押される展開となって安値では-42円安の21102円まで下げました。

その後は上昇転換しましたが上値を追う動きとはならず、後場に入ると膠着感が強まるなかきのうまで大きく上昇していたことなどから先物を中心に戻り待ちの売りや利益確定売りが出て上値を押さえました。

きのうまで買われていた電気機器やゴム製品株などの値下がりが目立ち、買い戻しの動きが一巡したとの見方も増えてきています。

またきょう始まった閣僚級の米中貿易協議の結果を見極めたいとの動きがあった一方、円安進行で採算が改善するとの期待から精密機器の一角などに買いが入って相場を下支えしました。

東証1部の売買代金は2兆2598億円、騰落銘柄数は値上がり1050銘柄、値下がり999銘柄、日経225採用銘柄では値上がり108銘柄、値下がり108銘柄でした。

日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数はともに3営業日ぶりに反落しました。

日経平均のテクニカル指標は、おおかたが中立圏ですが高値圏入りするものも出始めました。

きょうも外部環境を好感して小高く始まったあとは、きのうの高値21213円を上回って21235円まで上昇する場面がありましたが、その後は買いが続かなかった印象です。

きのうに続いて+2σ(今日現在:21125円)近辺が引け値では意識されており、買い戻し一巡感も出てきています。

テクニカル指標はまだ過熱感が明確に高まっている状況ではありませんが、なかには高値圏に到達するものも出始めているなか、心理的なフシ目の21000円台を回復した達成感もあって徐々に上値が重くなってきている感じです。

まだ明確な売りのイメージではありませんが、すでに買ってもいい水準ではないと思いますので上昇があれば利益確定売りを確実に進めていって様子を見るのが無難だと思います。
斉藤紀彦
ザイナスパートナー株式会社 代表取締役社長
配信元: 達人の予想

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