■1月21日(月)■週後半は小型株へ物色移動か

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最新投稿日時:2019/01/21 08:41 - 「■1月21日(月)■週後半は小型株へ物色移動か」(堀篤)

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■1月21日(月)■週後半は小型株へ物色移動か

著者:堀篤
投稿:2019/01/21 08:41

日経平均が足止めを食ったとしても、マザーズ、ジャスのダック市場に物色の対象が広がる可能性がある。

 今週の日経平均株価は、米中摩擦の緩和期待による上昇基調の中で、21000円の壁に絡む展開になるだろう。米国では、米国と中国双方の譲歩提案が報道され、緊張緩和ムードが高まっている。
米中通商問題は、世界経済の減速や原油価格など、今年の株式市場に対する懸念材料の根源の一つだ。この問題を乗り越えることは、今年1年の相場を占う重要な要素になっている。もちろん、市場を巡る懸念は、これだけではないが、上昇エネルギーを得る材料としては、市場のフォーカスは米中通商問題に集中している。
しかし、21000円の壁を突破するには、もう一つボリューム不足の感がある。21日のNY市場が休場であること、今週は多くの会議や発表日程があることから、21000円を突破するには、時期尚早に思える。
一方、個人投資家は、果敢に小型株を仕込むだろう。日経平均が足止めを食ったとしても、マザーズ、ジャスのダック市場に物色の対象が広がる可能性がある。今週前半は大型株中心に上昇し、後半は小型株中心となるのではないだろうか。日経平均が21000円近辺で揉んだ場合の大型株の追撃は、控えたほうが良いかもしれない。
 
 もし今週の相場が困難なものになるとすると、米中通商問題に関する報道が先走りすぎたものであった、というオチだろう。トランプ氏が、報道を躍起になって否定すれば、市場の雰囲気は一旦冷える可能性もある。
その他にも、ダボス会議(世界経済フォーラム)や英国のEU離脱問題、中国GDP4Q発表など、不透明要因は多いが、これら要因による調整は、投資家に買い時を提供する良い機会になるだろう。
堀篤
日本マネジコ、東京スコットマネジメント代表取締役
配信元: 達人の予想

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