ユーロドルは21日線回復も1.14ドル台には慎重 ECBも未知数=NY為替
きょうの市場は、アップルが10-12月期の売上高見通しを下方修正したことで全体的にネガティブな雰囲気が強まっており、為替市場もリスク回避の雰囲気を強めている。円高が強まっているほか、きょうはドル売りも強まっている模様。
ユーロドルは買い戻しの動きが優勢となる中、この日発表のISM指数が弱い内容だったことから、発表後に買い戻しが強まり1.14ドルちょうど付近に上昇している。
前日のユーロは大幅安となっていたが、その下げの半分を取り戻し21日線も回復している。しかし、1.14ドル台には慎重な様子もうかがえる。
あくまで世界経済への不安でユーロ圏もその対象。ユーロ圏は米国以上に中国との関係が密接で、中国経済の減速の影響は米国以上にユーロ圏経済を圧迫する。市場はFRBの利上げ期待を後退させているが、ECBの利上げも未知数な部分が大きくなってきている可能性もある。
EUR/USD 1.1394 EUR/JPY 123.40 EUR/GBP 0.9022
minkabu PRESS編集部 野沢卓美
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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