＜6/18～6/22＞ 来週の日経平均の動き

一息も上昇トレンド継続中

今週はなんと言っても北朝鮮とアメリカの米朝首脳会談が行われたことでしょう。

北朝鮮とアメリカがこうなることは歴史的な出来事と言ってもいいかもしれませんが、とはいえ、サプライズというほど株価は思ったよりは反応はせず冷静に動いていたように思います。

この会談自体も一つのイベントだったわけですが、事前にいろいろな方面から取り決めはあったはずでパフォーマンスに近いものです。

これといって大きく前進するような具体策がでたわけでもなく、プロレスでいえば両者リングアウトが事前に決まっていたようなものでしょう。

万が一にでも場外乱闘が起こったらそれはそれでサプライズだったかもしれませんが、この会談前までは株価も強い動きでしたが、会談後は一服して小幅ですが下げるかたちとなりました。

イベントを通過してトレンドが変わったと思われるかもしれませんが、依然として今月末は23800円を目指す上昇トレンドの中にありますので、まだ基本的には買い目線で押し目を狙うスタンスでいいかと思います。

ただ、今の株価が安いかというと決してそうではなく、むしろニュートラルな位置よりも少し高い位置にあります。

そのため、このまま上がって行ったとしても23000円を越えてくるとかなり上値は重たくなり、さらに23500円くらいまでくるとさすがに高すぎる位置になります。

日柄で見れば今月末まであと10営業日ありますので、まだまだ上昇期間はありますが、値幅で見るとあと300円～500円くらいがいいところではないかと思います。

値幅でいくらになったら売るかを決めておくのも重要ですが、日にちでいつになったら売ると言うことも忘れずに、今月末までが上昇期間だということをよく意識しておきましょう。

7月に入ってくると徐々に苦しい相場になってきますので、いい相場の今月中こそイグジットをどこでするかを考えながら、相場の流れに乗っていきましょう。

引き続き、今週も上昇トレンドにのって買い目線で見ていきます。