<6444> サンデンホールディングス
四季報によると、コンプレッサー堅調。構造改革効果。が、流通システム想定以下。増益幅縮小。改革関連特損ない。19年3月期はコンプレッサーが欧州、中国で増勢。流通システムも回復基調。営業増益続く。復配か。EV化追い風に電動コンプレッサーは20年に3倍増の150万台超狙う。日中軸に投資拡大。流通は韓国、タイ、台湾にメンテナンス体制構築し海外開拓強化。
5月9日発表時点。2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+28.0%の70億円、経常利益+58.7%の70億円の増収・増益の見通し。機械:自動車機器、流通システム。
2014年11月26日の3615円(併合前723円)をピークに下降トレンド(A)を形成し、この中で2016年2月12日の1250円(併合前250円)で底打ちとなりました。ここから5月12日の1965円(併合前393円)まで反発するも下降トレンド(A)にアタマを抑えられ、7月8日の1300円(併合前260円)まで下落し、もみあって12月12日の2010円を高値とする三角保ち合い(B)となりました。この三角保ち合いの中で、2017年6月16日の1440円(併合前288円)の安値から上放れとなり、11月8日の2580円、今年の1月25日の2489円と2点天井となって下落しました。3月26日の1397円まで下げてもみあい、4月11日の1536円で買転換となり、5月9日の決算発表を受けて5月23日の1823円まで上昇し反落となっています。
<7966> リンテック
四季報によると、洋紙の原材料高が想定以上だが、半導体関連粘着テープ・装置の上振れでお釣り。連続増配余地。19年3月期も粘着テープの好調続く。米国、インドネシアの赤字解消が大きい。8期ぶりに最高純益。業績の半導体需要依存が強まる。印刷材は買収した米国社との製品融通、洋紙は耐油紙など高付加価値品の拡販に注力。ROE9%目標は分母対策も必要か。
5月9日発表時点。2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+14.5%の230億円、経常利益+19.6%の220億円の増収・増益の見通し。その他製品:印刷機、産業工材関連、電子光学関連、洋紙・加工関連。
2015年4月23日の3090円を高値とする下降トレンド(A)の中で、2016年2月12日の1908円、4月6日の1850円、6月24日の1860円、8月26日の1858円と4点底の形となって反発し、2017年1月4日の2629円まで上昇。ここで下降トレンド(A)にアタマを抑えられて、4月17日の2273円まで押し目を入れた後、2016円8月26日の1858円と結ぶ上昇トレンド(B)となりました。この中で2017年11月9日に3325円の高値をつけたあと、上値は3300円水準、下値は2900円水準の中でのボックス相場の動きとなりましたが、3月26日の2900円を安値に5月11日の3365円で高値更新となったあと押し目に入っています。
<6361> 荏原製作所
四季報によると、12カ月決算。石油ガス市場向け多いコンプレッサーやカスタムポンプの戻り鈍いが標準ポンプに構造改革効果。環境プラント堅調。研磨装置など精密・電子高水準、研究開発費増でも会社計画やや慎重。LNG移送用ポンプを顧客先重なるコンプレッサー・タービン事業へ統合、販売・サービスなど相乗効果狙う。標準ポンプに続きカスタムポンプ改善が課題。
5月14日発表時点。2018年12月期本決算予想は、2017年12月期比で始業利益+104.3%の370億円、経常利益+117.8%の360億円の増収・増益の見通し。機械・風水力、環境プラント。
2016年2月24日の安値2090円(併合前418円)からの中期上昇トレンド(A)の中にあります。この中で2016年6月15日の2991円を安値に大幅上昇となり、11月22日の4725円まで上昇し、高値圏でもみあったあと今年の1月19日に4745円と高値更新し、ダブル天井に近い形となって短期の下降トレンド(B)となりました。この下降トレンド(B)の中で3月26日に3510円の安値をつけて反発し、下降トレンド(B)を上にぬけて5月14日の決算発表時に4350円の戻り高値となりました。そこから5月16日の3740円まで下げて反発するものの、5月23日に4150円まで戻したあと日経平均の下落につれ安しているところです。
<7721> 東京計器
四季報によると、豪雪響き自治体向け流体機器が期末急減速。船舶港湾機器も低調。防衛通信関連堅調でも営業益回復幅縮小。19年3月期は引き続きレーダー警戒装置等防衛通信関連機器が伸長。油空圧も建機向け復調だが、流体機器不振続く。営業益回復鈍い。農機向け自動操舵補助装置が採用機種増支えに軌道化。レーダー等海上保安庁向け監視能力向上関連装置受注も。
5月11日発表時点。2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+43.3%の18.90億円、経常利益+29.1%の19.50億円の増収・増益の見通し。精密:船舶港湾機器、油空圧機器、流体機器。
2012年10月10日の570円(併合前114円)を安値に、アベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)を形成し、この中で2013年11月27日に1620円(併合前324円)の高値をつけました。ここを当面のピークにして2014年の5月21日の1060円(併合前212円)まで押し目を入れて反発し、2015年1月8日の1545円(併合前309円)を2番天井にして下降トレンド(B)へ移行しました。この中で2016年2月12日の725円(併合前145円)まで下落してもみあい三点底をつけて、6月24日の695円(併合前139円)を安値に上昇トレンド(C)へ転換しました。この上昇トレンド(C)の中で2017年10月6日の1718円と高値更新し、ここをピークに大幅下落となって今年の3月26日の1080円まで下げ、4月11日の1174円で買転換となり、5月11日の好決算発表を受けて1438円まで上昇し押し目となっています。
<6881> キョウデン
四季報によると、車載・産業機器向け基板が国内やタイで伸びが想定超。工業資材も好調。前号から増益幅急拡大。税負担増。増配。19年3月期は基板が国内で順調。タイは車載用が増勢。混和材など工業資材も伸長。原料高は生産性改善で吸収し営業益続伸。静岡の子会社は試作から完成品までの一貫生産体制拡充。老朽下水道の管路更生用モルタルは都市整備需要深耕。
5月15日発表時点。2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+31.6%の40億円、経常利益+22.7%の39億円の増収・増益の見通し。6期連続の増収・増益の見通し。電気:電子、工業材料。
2012年11月16日の110円の安値から、アベノミクス相場にサポートされて上昇を開始し、2014年1月9日の終値243円から好材料が出て翌日の1月10日は△80円の323円とストップ高で2475万5100株の大商いとなり、その後は大幅下落となって2月4日の160円まで下落し、ここから162~240円のボックス相場入りとなりました。このボックス相場の中で2016年6月14日に150円の終値で下放れとなり、6月24日の132円でもみあってゆるやかな上昇トレンド(B)となり、この中で2017年4月13日の207円を安値に一直線の上昇となり、9月19日の527円まで上昇しました。ここでもみあって11月10日の391円まで下げたあとは、上値、下値をともに切り上げる上昇トレンド(C)となっています。この中で今年の5月21日に585円の高値更新となって押し目を形成し、反発点をさぐる動きとなっています。
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