<6590> 芝浦メカトロニクス
四季報によると、FPDや半導体の製造装置が中国向け中心に拡大。営業益を独自再増額。配当性向25%目安。19年3月期は受注残豊富なうえFPD用は高水準維持。半導体向けまだ伸びる。研究開発費増などこなす。東芝による直接保有10%まで下がるが関係は当面不変。ニューフレア(同5%)とは同社の中国サービス事業支援。信越エンジ(同5%)との協業は今後協議。
3月26日発表時点。2018年3月期本決算予想は、2017年3月期比で営業利益+60.1%の24億円、経常利益+101.4%の22.80億円の増収・増益の見通し。2月7日時点の2017年比で予想の営業利益22億円、経常利益20億円から上方修正。
2012年10月15日の112円の安値から、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)を形成。この中で2014年11月28日の384円まで上昇し、ここをピークにいったん調整入り。2016年2月12日の170円まで下落して三角保ち合い(B)を形成し、三角保ち合い(B)を上放れして2017年3月13日の317円の戻り高値から4月14日の240円まで押し目を入れて上昇トレンド(C)へ移行しました。この上昇トレンド(C)の中で11月28日にピークをつけ、今年の2月6日の388円まで押し目を入れて2月27日の516円まで反発し、2番天井にして4月23日の430円まで下げもみあっているところです。
<5121> 藤倉ゴム工業
四季報によると、液晶・半導体関連向け制御機器が好調。好採算のゴルフ用カーボンシャフトも想定超の伸長。増配。19年3月期はカーボンシャフトの増販続く。ただ、制御機器は有機EL向け一服で横ばいが精いっぱい。印刷部材も低調続く。小幅増益。医療機器の原町工場が18年度中にISO認証取得メド。人工透析関連に加え輸液バッグや逆止弁などの開発急ぐ。
2月13日発表時点。2018年3月期本決算予想は、2017年3月期比で営業利益は+26.7%の22億円、経常利益は+27.6%の23億円の増収・増益の見通し。11月9日時点で8月10日時点で営業利益18億円→22億円、経常利益16億円→23億円に上方修正。2月13日時点で変わらず。
2012年11月8日の247円を安値に、アベノミクス相場にサポートされ、じわじわと上がっていましたが、2013年の12月18日の433円を安値に急騰となって2014年1月9日には1750円と3週間ほどで4倍化しました。しかし、ここをピークに中期的な調整入りとなりました。2月4日の842円まで大幅下落後、2月13日の1380円まで自律反発するものの、ここを戻り高値に下降トレンド(A)入りとなりました。この下降トレンド(A)の中で、2016年6月24日の370円で底打ちとなって上昇トレンド(B)へ転換し、2017年11月24日の1070円で戻り高値をつけ、短期の下降トレンド(C)となっています。この下降トレンド(C)の中で今年の3月26日に697円の安値をつけて小さな三角保ち合いをつくり、4月19日に766円で上放れとなって買転換がでています。
<5310> 東洋炭素
四季報によると、特殊黒鉛は太陽電池と半導体用主導し好調持続。カーボンは堅調。中国高温ガス炉向け黒鉛材の売上30億円を一括計上。値上げ浸透し、原料高を吸収。拠点統廃合など構造改善効果も続き営業益続伸。22年12月期までの5カ年計画策定。300億円を戦略投資枠と設定し、多孔質炭素、炭化ケイ素、炭素複合材等を重点開発。高温ガス炉向けは中国以外も開拓。
2月14日発表時点。2018年12月期本決算予想は、2017年12月期比で営業利益+18.7%の44億円、経常利益+21.0%の45億円の増収・増益の見通し。
2012年11月14日の1435円の安値から、アベノミクス相場にサポートされて上昇するものの、2013年5月22日の2427円まで上昇後、往って来いの形となって2013年7月29日の1450円まで下げ、2点底となって2014年4月17日の2620円まで上昇しました。ここをピークに下降トレンド(A)となって2016年6月24日の1240円と2012年の安値を更新して底打ちとなり、ここから上昇トレンド(B)へ転換しました。この上昇トレンド(B)の中で2017年の11月27日に3915円まで上昇後、大きなもみあいのあと、今年の2月15日に2995円まで下げ、再上昇となって2月28日には4245円と高値更新となりました。その後、買われ過ぎからいったん下落となり、4月17日の2822円まで下げてもみあい、4月23日に3175円で短期の下降トレンド(C)を上にぬけて買転換となっています。
<4188> 三菱ケミカルホールディングス
四季報によると、ヘルスケアは研究開発費負担。ただ、ケミカルズは市況高が想定超。産業ガスも好調で利益やや上振れ。19年3月期はアクリル樹脂原料続伸。炭素製品も需要増。医薬品は米国向け新薬フル寄与。最高益。3月サウジアラビアプラントが営業運転開始。千葉・五井工場にポリプロピレン製造設備新設、19年5月稼働。東大や産総研と共同で自動車用NOx浄化触媒開発。
2月6日発表時点。2018年3月期本決算予想は、2017年3月期比で営業利益+34.4%の3610億円、経常利益+35.1%の3490億円の増収・増益の見通し。
昨年の8月1日時点の営業利益予想が+8.0%の2900億円だったものが10月26日時点で+28.4%に上方修正。さらに今年の2月6日時点で+34.4%の3610億円と上方修正が続いています。経常利益も同じように上方修正となっています。
2012年10月11日の275円を安値とし、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされた上昇トレンド(A)の中にあります。この中で2015年7月24日の847円でいったんピークをつけ、11月26日の837円と2点天井をつけて下げに転じ、2016年6月28日の437円で底打ちとなりました。ここを安値に上昇トレンド(B)へ転換し、さらに11月9日の629円を安値にやや角度の大きい上昇トレンド(C)へ移行しました。この上昇トレンド(C)の中で、業績の上方修正を織り込みながら上昇し、今年の1月9日の1320円の高値で、日経平均の大幅下落につれ安して下げました。3月26日の959円で下げ止まって4月10日には1021円で短期の買転換となっています。近々の決算発表で好調ならばそのまま戻りを試すことになりそうです。
<6905> コーセル
四季報によると、主力のユニット電源、オンボード電源とも内外需要好調、新製品の積極投入、新規顧客開拓で受注伸長。半導体製造装置、工作機械、医療用が拡大。下期金型投資増、開発費拡大だがこなし営業益好伸。増配。19年5月期も需要好調。増配継続か。本社敷地内に開発棟新築、完成7月ごろに。本社、立山の開発棟を集約、新製品投入強化。来期も設備投資高水準。電気:ユニット電線、オンボード電線。
3月9日発表時点。2018年5月期本決算予想は、2017年5月期比で営業利益+23.8%の43.20億円、経常利益は+21.8%の44.70億円の増収・増益の見通し。昨年の12月13日時点で9月8日時点比で営業利益予想は30.60億円→43.20億円、経常利益は31.40億円→44.70億円に上方修正し、今年の3月9日発表時点も変わらず。
2012年6月6日の852円を底値に、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて上昇トレンドを形成し、2015年6月16日の1648円まで上昇しました。ここをピークにして短期の下降トレンド(A)入りとなり、2016年1月21日の905円を2番底(2012年6月6日の852円に対する)にして上昇トレンド(B)に転換しました。この上昇トレンド(B)の中で、2017年8月14日の1305円の安値からの上昇で、上昇トレンド(B)をいったん上放れして今年の1月15日に1999円のピークをつけ、ここから急落となって今度は上昇トレンド(B)をいったん下放れして3月12日の1354円の安値をつけ、反発後もみあって4月27日に1474円で買転換となっています。
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