デジタルガレージは3連騰、「ブロックチェーン」の中核企業として注目
デジタルガレージ[東1](4819)は、4月28日に2358円(+37円)と3営業日続伸、2372円(+51円)と買われ3月15日につけた年初来の高値2411円を視野に入れています。
付の日本経済新聞朝刊が同社の林郁社長がフィンテックの広がりを予想したことから、同社に対する関心が高まったほか、米国株式市場で出資先の米ツイッター株が上昇したことも後押ししたと思われます。
デジタルガレージの株価はここ数年、カカクコムに連動していましたが、3月21日には同社が出資しているインターネットインフィニティー[東マ](6545)が新規上場したことも株価を刺激、徐々にカカクコム離れを予感させる動きとなっています。
特に、デジタルガレージとカカクコム[東1](2371)、クレディセゾン[東1](8253)の3社が共同研究組織「DG Lab」を立ち上げ、デジタルガレージの子会社が出資しているカナダのベンチャー企業、ブロックストリームが加わり、共通ポイント同士をすぐに交換できるサービスを来年にも始めるもようで、「ブロックチェーン」の中核企業として今後の展開が注目されます。
ブロックチェーン関連の開発では、デジタルガレージが子会社を通じて出資している弁護士コム[東マ](6027)や、アイリッジ[東マ](3917)とも連携。人工知能については、大株主の電通[東1](4324)と合弁で設立したデジタルガレージ子会社の株式会社BI.Garageが手がけるデータサイエンス事業への応用を推進。DG Labの技術開発については、パートナー企業として株主のTISとの連携を推進していますから、高株価政策的な動きが期待されます。
四季報では18年3月期続伸を観測してますから、5月12日に予定される3月期本決算の発表に期待は持てます。
短期的には5日移動平均線(2301円)が25日移動平均線(2283円)を上抜きミニゴールデンクロスを示現。中長期的には13週移動平均線(2204円)がサポートする形で切り返していますので、決算発表を機に上放れする素地は出来つつあります。
目先2411円(3/15高値)奪回から2586円(16年6月高値)前後、長期では2800~3525円(13年9月高値)を目指す可能性もありそうです。
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リンク記事:トリケミカル[JQ](4369)が連日上場来高値、カリスマ投資家の取得で上昇に弾み(2016年3月31日)
リンク先:https://money.minkabu.jp/55136
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■トリケミカル[JQ](4369)
1130円紹介(2016/3/31)→2547円(2016/10/26)まで上昇
今後も投資に役立つ視点で投稿していきますので、是非注目して下さい。
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