コナミが高値更新、日経225採用全銘柄が上昇

９日の東京株式市場は、中国株高、安倍首相の自民党総裁再選、経済再生最優先に対する期待感先行で、日経平均株価が1343円と大幅反発しました。日経225採用全銘柄が上昇し、買い優勢の展開となりましたが、同採用銘柄で年初来の高値を更新したのは、コナミ（東１：9766）１銘柄。

　コナミ（東１：9766）は、信用取組倍率0.45倍の売り長の好需給で買戻し主導との見方が大勢ですが、８月24日付でＳＭＢＣ日興証券が投資判断を「２」から「１」に格上げ、目標株価を2550円から3400円に引き上げ、９月１日付で野村証券が同判断を「買い」継続で、同株価を2700円から3300円に引き上げ、さらに四季報速報では再増額を観測する等、業績好調が続くとの認識も強く、14日（月）の四季報発売を前にした先駆け的な動きとも言えます。

　秋の臨時国会以降の成立を目指すカジノ法案関連銘柄で、他の関連銘柄の呼び水となることも十分期待されます。

　日足では25日移動平均線、週足では26週移動平均線がサポート。月足では９か月移動平均線が24か月移動平均線を上抜き騰勢を強めており、13年５月高値2984円奪回から一段と上昇基調を強めるか市場の注目を集めそうです。

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