ソニーが反発、年金基金による主力株買い観測の象徴◇
ソニー<6758.T>が4日ぶり反発。20日に5000円割れ寸前まで売り込まれたが、そこで下ヒゲをつけ、きょうはマドを開けて切り返してきた。ドル・円相場は1ドル=105円台に入るなど円高方向に振れているが、「同社株は電機セクターにあってもドル安・円高でデメリットを被る企業ではない点で買い安心感がある」(国内準大手証券)。また、きょうは前場に円高と逆方向に連動する形で日経平均株価が上昇しており、市場では期末を目前にして主力株へ年金基金(GPIF)のまとまった買いが入っているとの観測が出ていた。これが、そのシンボルストックともいえる同社株の強さに反映されている。売買代金は任天堂<7974.T>、JT<2914.T>に次いで東証1部上場銘柄の第3位に食い込んでいる。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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