調整終了から反発相場へ
NYダウが一日でマイナス1000以上の大きな下げとなったのが2日ありましたので、日経平均もその影響を受けマイナス700円から1600円まで大きく下げることがありました。
過去にもこれだけ一日で大きく下がった日はなかったと記憶していますので、歴史的と言ってもいい下げになったと思います。
今回なぜこのような暴落が起きたかと言えば、表面的にはアメリカの長期金利の上昇なども確かにあるのですが、チャートを純粋に見ていれば、昨年まつからの一方的な上昇が、相場の流れを無視したものだったので、その歪が一気に現れたということだと思います。
そのことは以前からもよく書いておりますが、そんな流れに反した上げをだいぶ長い期間やってしまったため、ここまでで本来するべきであった調整分を一気にやってしまったようなものです。
そして、一番気にしていたのは、今月にはいってからの次の変化日が2月半ばで、20000円前半近くを示していたので、暴落が起きる前兆はすでに昨年末から出ていました。
ここでもそのことはお伝えしておりましたが、24000円から20000円までの下落はさすがにないと思ってはいましたが、21000円近くまで下落したので大したものです。
いま下げる可能性があるパターンの中で、現状では一番きつい下げ方をしたと言えるのですが、そんな乱高下する暴落相場も、来週半ばに短期的なトレンド転換を迎えるので、もう数日で終了となります。
むしろ、本日の寄付きの下落で一旦底は形成してトレンドは上昇へと転換しつつあると言ってもいいかもしれません。
今の位置は短期的には明らかに売られ過ぎているため、ここからは反発狙いの買い目線で見ていく必要があります。
下げ幅が大きかった分、その戻りもそれ相当に早いものとなるでしょう。
来週は下げすぎからの反発相場になるので、基本は買い目線で見ていきます。