[7月27日版]いま注目の３銘柄ピックアップ= フェアトレード 西村剛

いま注目の３銘柄をピックアップ：

① トヨタ自動車㈱（7203）
平成29年3月期の業績は、売上高△2.8％、税引前当期純利益△26.5％と減収減益に着地、業績面ではやや苦戦している模様。
一方で、米長期金利の上昇を受けて26日朝の円相場は1ドル＝112円台前半まで買い戻され（出典：2017年7月25日　みんなの株式）
自動車株にとっては追い風の環境。
株価はここ調整局面にあったが、円安基調に転じたことも好材料となり見直し買いが続くと考えられる。

② ㈱シマノ（7309）
平成29年12月期第2四半期の業績は、売上高△2.0％、最終利益△18.3％と減収減益に着地。
今回の決算では、原材料価格上昇の影響や販売予定の製品構成を見直したことなどで通期の営業利益が前年同期比△2.4％、最終利益も同△17.4％と保守的に見積もられており、（出典：2017年7月26日　みんなの株式）これが嫌気され26日の株価は前日終値より1800円安い16250円で寄り付いた。
ただ下落率が大きいことから、短期的には逆張りの好機か。目先の反発に期待。

③ ソフトバンクグループ㈱（9984）
平成29年3月期の業績は、売上高+0.2％、当期利益+164.1％と増収増益に着地。
電力情報解析ベンチャーの米エンコアードの日本法人を子会社化、アジアでは中国配車アプリ最大手の滴滴出行と共同で東南アジアの配車アプリ会社トップのグラブへの出資を計画している。（出典：2017年7月25日　みんなの株式）
株価は5日の8801円を底に上昇が続いており、上昇中の25日移動平均の上を推移していることから、目先の値上がりが続くと予想される。

上記３銘柄の、短期的な値上がりに期待。