NYダウ20000ドル突破から日経平均も20000円?
18000ドル~19000ドルまで上昇するのに約2年かかりましたが、19000ドル~20000ドルまで上昇するのには42営業日で達成したのはまさにトランプラリーの力かもしれません。
リーマンショックの時はもう終わったかと思いきや長期で見ればダウをずっと持っていれば一番よかったということですが、こうなると期待されるのは日経平均も20000円を越えてくるのでは?という期待でしょう。
今の流れからするとそう期待するのも当然で、結論からいえば20000円は越えてくるのは間違いないのですが、それが「いつ」越えてくるかということが重要です。
来週から2月相場に入りますが、2月は弱気に相場を見ています。
2月の変化日は月初、月中、月末の3つあるのですが、そのどれもが18500円より下に位置しています。
もちろん、そこまで下がる可能性は少ないですが、流れはこの変化日を目指しており、下に向かいやすい流れが続きますので、このままするすると上昇して20000円を一気に越えていく可能性は低いと考えています。
とくに2月前半から半ばまでにかけてはかなり下の位置に変化日があるため、少し大きめの調整があるかもしれませんので、注意が必要です。去年の暴落で底入れしたのもちょうどこの時期だけに十分注意しておいた方がいいでしょう。
逆に2月半ばを過ぎると3月末に向けて徐々に流れは上向きに変化してきます。3月に入ってからの一カ月は本格的な強い上昇となるので、日経平均がもし20000円を越えてくるとしたら3月中になるかと思います。
たとえ3月越えれなかったとしても4月も上昇期間は続くことになるので、あとは時間の問題で20000円達成する可能性は十分あると考えています。
ただ、買うなら今でしょ!ではなく、節分天井彼岸底という格言にもあるように、2月に大きく下がったところまで待ってゆっくり押したところを仕込んでいけばいいでしょう。