明日の株式相場見通し=JR九州上場に関心集中、全般相場は買い手控え
あす(25日)の東京株式市場は、東証1部市場に新規上場するJR九州<9142.T>の株価推移を見極めながらの神経質な推移が予想される。JR九州は公開価格2600円と既上場のJR各社や、主要私鉄各社に比べてPERなどの指標面でやや割安なことから、堅調な価格形成が予想される。
市場関係者からは「きょうの東証1部の売買代金が、1兆5658億円と5月30日の1兆5604億円に次ぐ今年2番目の極端な低水準の薄商いのなか、JR九州へ買い需要が集中した場合、他の銘柄への買いが減少し、全般相場は買い手控えとなる可能性がありそうだ」との見方が出ている。
24日の東京株式市場は、手掛かり材料に乏しく方向感に欠ける展開となったものの、後場は売り物が一段と細り日経平均株価はやや上げ幅を広げる展開となった。日経平均株価終値は、前週末比49円83銭高の1万7234円42銭と反発した。
日程面では、運輸サービス、建設、駅ビル・不動産、流通・外食およびその他事業を手掛ける九州旅客鉄道(JR九州)が東証1部に新規上場する。このほかに、フィリピンのドゥテルテ大統領が訪日(27日まで)、10月の月例経済報告に注目。海外では、米10月の消費者信頼感指数、米8月の住宅価格指数、韓国7~9月期のGDP速報値が焦点となる。(冨田康夫)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
市場関係者からは「きょうの東証1部の売買代金が、1兆5658億円と5月30日の1兆5604億円に次ぐ今年2番目の極端な低水準の薄商いのなか、JR九州へ買い需要が集中した場合、他の銘柄への買いが減少し、全般相場は買い手控えとなる可能性がありそうだ」との見方が出ている。
24日の東京株式市場は、手掛かり材料に乏しく方向感に欠ける展開となったものの、後場は売り物が一段と細り日経平均株価はやや上げ幅を広げる展開となった。日経平均株価終値は、前週末比49円83銭高の1万7234円42銭と反発した。
日程面では、運輸サービス、建設、駅ビル・不動産、流通・外食およびその他事業を手掛ける九州旅客鉄道(JR九州)が東証1部に新規上場する。このほかに、フィリピンのドゥテルテ大統領が訪日(27日まで)、10月の月例経済報告に注目。海外では、米10月の消費者信頼感指数、米8月の住宅価格指数、韓国7~9月期のGDP速報値が焦点となる。(冨田康夫)
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