【10月21日予想】日本株は5か月ぶりの高値。今日注目の業種は?= フェアトレード 田村祐一

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最新投稿日時:2016/10/20 23:53 - 「【10月21日予想】日本株は5か月ぶりの高値。今日注目の業種は?= フェアトレード 田村祐一」(田村祐一)

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【10月21日予想】日本株は5か月ぶりの高値。今日注目の業種は?= フェアトレード 田村祐一

著者:田村祐一
投稿:2016/10/20 23:53

週末前に利益確定売りが出る可能性

*前日の値動き*
10月20日の日経平均は前日比236円59銭高となり、1日を終えました。
20日時点で5日続伸、4月27日以来約半年ぶりの高値をつけています。
堅調に推移した理由として、内需企業の業績に安心感が広がったこと、米大統領選でヒラリー・クリントン氏が優勢と伝わり海外ヘッジファンドの買いが集まったことが挙げられるでしょう。


*為替相場の動き

一方、20日大引け後の為替は15時分時点では1ドル=103円69-70銭と、前日17時時点に比べ17銭の円安・ドル高水準で推移しています。
日経平均株価が後場に上げ幅を一時200円超まで広げ、投資家のリスク選好姿勢がやや強まるとの見方から円売り・ドル買いの勢いが増したものの、一方で利益確定を目的とした円買いも入り、もみ合いの状態です。
この流れを受け、21日以降の日本株はどっちつかずの値動きとなる可能性があるでしょう。



*為替を受けての相場の展望

為替の動向がはっきりしない今、影響を受け易い銘柄への投資はリスクが高いと考えられるでしょう。
そう考えると、相対的に内需株の注目が高まってくる可能性が期待できるでしょう。

【為替感応度の低い業種】
○電気(前週比+2.71%)
○ガス(同+2.71%)
○銀行(同+2.69%)
○保険(同+1.89%)

※上記は、2003~2005年の円高進行時や、2013~2015年の円安進行時に、
 あまり値動きが左右されなかった業種です。

上記が、為替によって株価が影響を受けづらかった業種の一例です。

中でも、保険業はここ1週間の上昇率が比較的低めなので、
これから人気化の兆しがあっても、おかしくないと考えます。



*結論*

日経平均株価が5連騰していることや、
週末を控えポジションを手仕舞いする動きがでることから、

10月21日は【小幅ながら下落して引ける】と予測します。
中でも、上昇率が比較的低めの保険業は統計的に見ても為替の影響を受けづらかったことが分かっています。
ぜひ、注目してみてください。
田村祐一
フェアトレード(株)所属
配信元: 達人の予想

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