上昇の勢いは衰えつつあるか・・・
前日比6円99銭高の16,965円76銭で引けました。
米ドル為替が円安に進行したことで、
わずかながら買い優勢で推移しました。
欧州中央銀行(ECB)が金融政策の現状維持を決定したことで、
米ドル為替が円安に進行し、輸出関連株を中心に買いが入りました。
また、原油価格も上昇していることで、買い安心感が広がりました。
一方で、好材料は出ているものの、
さらなる株価上昇につながるほどの力は無く、
利益確定売りも出始めているのが現状です。
日経平均株価は、短期的に大きく上昇していることで、
徐々に過熱感を帯び始めています。
為替の円安進行も一服していることから、
上昇が長く続く可能性は低く、
徐々に値を切り下げていくと想定します。
25日移動平均線16,736円92銭に
日経平均株価の値が鞘寄せする可能性が高いでしょう。
以上から、12日の日経平均株価は、
「小幅ながら下落する可能性がある」と判断しました。