徐々に値を切り下げる展開か
前日比53円67銭安の16,958円77銭で引けました。
直近日本株市場が上昇していた反動から
本日は売り優勢で推移しました。
米国の早期利上げ観測から
米ドル為替が円安傾向に進んだことが大きな要因です。
短期的に堅調な相場展開が続いていますが、油断は禁物です。
2016年に入り為替のトレンドは明確に下落トレンドに突入しており、
今回の発表だけでは、トレンドを覆すほどの力は無いでしょう。
あくまでも短期的なリバウンド要因としての
認識にとどめておくのが無難と言えそうです。
日経平均株価は、短期的に大きく上昇していることで、
徐々に過熱感を帯び始めています。
為替の円安進行も一服していることから、
上昇が長く続く可能性は低く、
徐々に値を切り下げていくと想定します。
よって、9日の日経平均株価は、
「小幅ながら下落する可能性がある」と判断しました。