上昇は長く続かず
前日比92円43銭高の16,569円27銭で引けました。
日銀が金利据え置きを決定したことで、
銀行株を中心に大きく株価上昇しました。
日銀は追加金融緩和を決定し、ETF買い入れ額を
現行の年間約3.3兆円から約6兆円に増額しました。
株式市場の下支え要因となることから、
本日の日本株市場は上昇して引けています。
ただし、それ以外については新たな緩和は行われず、
米ドル為替については大きく円高に進行しています。
本日はETF買い入れ額の増額で買い優勢で推移しましたが、
追加緩和の内容としてはそれほど大きなサプライズとは言えません。
従って、上昇も一時的である可能性が高く、
徐々に米ドル為替の円高進行が意識されるものと考えます。
以上から、週明け8月1日の日経平均株価は、
「下落して引ける可能性がある」と判断しました。