VRゲーム機の登場で活気づくゲーム市場、注目したい企業
ソニーが「プレステVR」を10月に、また任天堂が「NX」を2017年3月に発売します。
例えばソニーのプレステVRは、PS4対応のヘッドマウントディスプレイを装着すれば現実にないものをリアルに感じ、しかも、目の動きに合わせたプレイができると言います。
そのPS VRには国内35社、世界230社以上のゲームデベロッパーが参入を表明しています。
一例を挙げると、スクエアエニックスの「ファイナルファンタジー(FF)15」や、カプコンの「バイオハザード7」等の大ヒットタイトルが目を引きます。
【VRゲーム関連】
<6758>ソニー プレステVR、を10月発売
<6758>任天堂 VR 来年3月発売
<3676>ハーツユナイテッド(ソフトウェア不具合を検証)
<3724>ベリサーブ(ソフトウェア不具合を検証)
<9684>スクエニ(ドラクエ、FFの横展開、中国事業も成功。
FF15による増益分は80億円と推定されます)
<9697>カプコン(モンハン、ストリートファイターなどヒットタイトルは60タイトル以上)
<9766>コナミHD(メタルギア、遊戯王アプリが業績上振れへの材料)
など。
今回はゲームだけを見ましたが、VRは遠隔医療など医療関連や教育にも活用され、VR市場は2025年には1100億ドルの巨大市場になると予想されています。
新たなゲーム機器の登場で、ゲーム会社はすでに持っているタイトルを横展開することができるため、ゲーム市場そのものが成長すると思います。
個人的には、ゲーム会社への投資はすでにヒットタイトルを持っていてそれが一つではなくいくつかある企業がいいと思っています。
ヒットタイトルがあるとそれを、コンソール機器、携帯ゲーム機、PC、スマホに横展開することができます。
また、一つしかヒットを持っていないと、飽きられることを考えると、常に特許におびえる製薬企業のように、ヒットするかどうかわからない開発に費用を投じ無ければなりません。
あとは財務基盤がしっかりしている方がいいと思います。
低迷期が続いても切り抜けられますし、開発費にお金をかけることができます。
現金をどれだけ持っているかもチェックするといいでしょう。