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最新投稿日時:2016/03/16 11:30 - 「■ユーロドルが200日移動平均線を越えたことで変化が・・」(平野朋之)

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■ユーロドルが200日移動平均線を越えたことで変化が・・

著者:平野朋之
投稿:2016/03/16 11:30

■FOMCでは追加利上げを示唆するコメントを残す可能性

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■注目されていた日銀の金融政策決定会合では
追加緩和見送りや黒田総裁からのコメントも決め手に
なる材料も得れなかったこと、原油価格下落の影響、
そして2月の米小売売上高がさえない結果になった
ことで売り優勢の展開で終日取引されました。


■本日は、FOMCの結果待ちになるわけですが、
ほぼ利上げは見送り濃厚で、その後のイエレンFRB議長の
記者会見でのコメントに「追加利上げに関する手掛かり」が
示されるのではないかとの観測で、ドルの下値は
限定されそうです・・・。


■また、昨日は原油価格が大幅に下落したにもかかわらず、
株価は堅調な動きを示し、年初からのパターン売りも崩れ
つつあり、新たなパターンに移行するものとみています。

つまり、世界経済失速からの負の連鎖での「パターン売り相場
から金融政策相場」に以降しつつあるとみています。


■株式市場の動向を見れば、相場は割と落ち着きつつ、むしろ
持ち合い離れ終了で上昇期待が先行し始め、日銀も追加緩和
どころか静観せざるを得なくなったといった方が正解で
あるとみています。

これは、米国においても同様で、失業率をはじめとした
雇用環境が整いつつあり、過度なインフレ鈍化も無くなり
つつあり、時間で大分色々な負の状況を消化してきたのが
現在の相場であるとみています。



■本日は、下値が限定される取引になるとみています。

理由としては、今回のFOMCで6月の追加利上げを示唆する
コメントをイエレン議長が残す可能性あるのと、ユーロドルの
チャートが日足上で200日移動平均線を越えてきていることで、
ドルにおけるプラスマイナスの材料は帳消しになるとみています。

ドル円にしてみればもう少しレンジ取引が可能性も
あるとみています。



■テクニカルとしては・・・、
日足ベースで上値ポイントとしてボリンジャーバンド+1σ
(113.75円)、+2σ(114.31円)とみています。

下値ポイントとしてはボリンジャーバンド-1σ(112.65円)、
-2σ(112.09円)とみています。

昨日もお伝えしていますが、一目均衡表の遅行線が
現在は実体部下に位置していますが、まもなくこのレベル
を推移すると実体部と遅行線が被る状況になるので、
安易な売りでのエントリーには注意が必要です。

平野朋之
株式会社トレードタイム代表取締役
配信元: 達人の予想

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