木下 晃伸さんのブログ
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【投資脳*海外株】アジア株二季報フォロー!
■みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
経済アナリスト、木下晃伸(きのした・てるのぶ)です。
■9月末に発売した「アジア株二季報」の「フォロー」も
出来る限りお伝えしていきたいと考え、新しいコーナーを設けました。
現地からナマの情報をお送りいただく
NNAニュース(http://www.nna.jp/)のご協力により、
「アジア株二季報」をより有効活用いただければと思います。
※本資料の利用については、必ずプロフィール画面の
重要事項(ディスクレーマー)をお読みいただいた上ご利用ください。
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アジア株二季報のフォローは、こちらからお届けしております
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【銘柄コード5930】(製造/IT)
◎Samsung Electronics Co Ltd(サムスン電子)
http://www.reuters.com/finance/stocks/overview?symbol=005930.KS
【韓国】サムスン電子Q3、営業利益1兆234億ウォン[経済]
サムスン電子は24日、第3四半期(7~9月)の実績を発表した。
携帯電話やパソコンなどの情報通信部門が健闘したが、
半導体部門の不振が響き、
純利益は1兆2,200億ウォンと前期比43%の減益となった。
売上高は6%増の19兆2,600億ウォン、
営業利益は46%減の1兆200億ウォンだった。
同社は
「世界的な景気鈍化で主要製品の需要不振や価格競争の激化などで
経営環境が悪化する中、純利益が縮小した」
とする一方、
「情報技術(IT)企業の大部分が厳しいことを考慮すると、健闘した」
と評価している。
■半導体、営業利益37%減
半導体部門(連結ベース)は、営業利益が1,900億ウォンと前期比37%減少した。
だが、業界で唯一の黒字計上となった。
収益悪化の背景には、
DRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)や
NAND(データ保存)型フラッシュメモリーの価格下落が
前期に比べ進んだことがある。
第4四半期(10~12月)も世界景気の停滞や供給過剰による市況の改善は
期待できないとして、シェアトップを誇るマルチ・チップ・パッケージ(MCP)や
moviNANDなど競争力を持つ製品での収益改善に努める方針。
■情報通信製品は初の5千万台突破
携帯電話やコンピューター、携帯音楽プレーヤー(MP3)などの
情報通信部門(同)は、営業利益は8,400億ウォンと6%減少したものの、
営業利益率は9.5%と健闘した。販売台数は前期比13%増加し、
四半期別で初めて5,000万台を突破した。
■LCD、営業益57%減
液晶ディスプレー(LCD)部門(同)は、売上高が前期比5%減の3兆7,500億ウォン
営業利益は57%減の4,500億ウォンと、
世界的な需要不振による打撃を受けた形となった。
ただ、大型パネルやテレビ用パネルの販売好調で、
業界最大の利益と利益率を維持した。
同社IRチームの朱ウシク副社長は第4四半期について、
「世界的な景気停滞の影響は第4四半期にさらに悪化し、来年まで持続する」
とみている一方、
「差別化による収益創出力を基盤に、
IT業界最高水準の実績を達成できるよう努力する」と話している。
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