横須賀にある戦艦三笠を見に来る小説家

[元祖SHINSHINさん]

べ、別に、見に来るのは個人のかってなのだけど。

なんか、チョット怖いような気がする。

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このあいだ、同級生のやっている「漁り火」で飲んでいたら、

初見のお客と逢った。その男はオイラより少し年上で寸止め空手の経験者だった。

糸東流のような寸止め空手と、大山倍達の極真空手の違いってなんですかと

訊いたら、その男はこう答えた。

「寸止めは守りに力を入れるけど、極真は攻撃だけに注力するのが違いだ」

そういえば、スナック門で知り合った大山の愛弟子だったというベテラン極真空手であるタクシー運転手のKさんは言っていた。最後には勝ったんだけど、「この右太ももの傷はなぁ、飲み屋の用心棒をしているときに極道に刺されちまった傷だ、てめえよく見とけ」

ここからわかることは、極真は攻撃一辺倒で確かに守りが薄いってことだ。

内ももを刺すってのは大きな血管がそこにあるのを知っているから、

刃物の極道は狙うって寸法だ。殺す気で刺しているってことだ。

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オイラの場合は、寸止めしたことがあるけどその守りの型すら覚えられず、

なんも習得できなかったクチだ。つまり、守りも攻撃もダメってことだ。

なので実践でできることは、ヤバイと思ったらすぐに逃げること。

オイラは一見遊び人(というかギャンブラー)かも知れないけど、実はめっちゃウブなので、からかわないでほしい。それとも、オイラの書こうとしている編集者にでもなってくれるのですか？　だったら、買いなんだけど。

気のせいだよね、きっとｗ