【投資脳】MUFJ、米モルガンSの株式10-20%取得で合意

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【投資脳】MUFJ、米モルガンSの株式10-20%取得で合意

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みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
経済アナリスト、木下 晃伸(きのした てるのぶ)です。

●コニカミノルタ

M&Aは、これからの企業の発展において必要不可欠なものだと思います。
4度M&Aを経験した私も、M&Aから多くのことを学びました。
そのM&Aの成功事例としてコニカミノルタは挙げられると考えます。

背景には、やはりヒトの存在があるから。
企業を調査し分析していくということは、最終的にはヒトに関心を持ち、
ヒトの機微にこそ企業の強さがあるということに、
いつまでも感動していくということではないか、と思っています。


●セミナー開催に関しまして、お問い合わせを多くいただいております。
セミナーの一覧を作成いたしましたので、
こちらからご覧いただけますでしょうか。

http://www.terunobu-kinoshita.com/200809seminar.pdf


●それでは、雑誌「マネージャパン」ホームページに平日毎日連載している
「経済アナリストが斬る!投資に役立つ3大ニュース」をご覧下さい。

本日もよろしくお願い申し上げます。

※本資料の利用については、必ずプロフィール画面の
重要事項(ディスクレーマー)をお読みいただいた上、ご利用ください。

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【経済アナリストが斬る!投資に役立つ3大ニュース】
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1.三菱UFJ、米モルガンSの株式10-20%取得で合意

2.自動車100年目の試練、主戦場は新興国

3.私の課長時代、コニカミノルタHD太田義勝社長

http://www.terunobu-kinoshita.com/20080922-toushinou.pdf

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1.三菱UFJ、米モルガンSの株式10-20%取得で合意

(出所)2008年9月22日付日経速報ニュースより

 ●三菱UFJが攻めの姿勢
 ●不良債権買い取り案も実現に向けて進む
 ●短期的な株価変動も日本と同様いづれ株高につながる

三菱UFJフィナンシャル・グループは22日、
米証券大手モルガン・スタンレーの普通株式10―20%を
取得することで合意したと発表した。
モルガン・スタンレーの株式を第三者割当で引き受ける。
モルガン・スタンレーの帳簿価格に基づき決定する
一株あたりの引受価格については今後詰めるが、仮に20%を取得すると、
出資金額は9000億円程度となり、筆頭株主になるとしている。

三菱UFJは「戦略的な協力関係を構築する」とのコメントを発表した。
また、この出資については前週19日に
モルガン・スタンレー側から持ちかけられたことも明らかにした。

みずほに比べ出遅れていた海外戦略を、
一気呵成に攻めていく姿勢を鮮明にしている点は素直に評価できる。
市場が始まったNYでは、モルガンは他の金融機関が利益確定売りに押される中、
13%高となっている。

また、株価反転のキッカケとなった米政府の不良資産買い取り案も
20日固まった。
公的資金を活用し、危機の主因である不良資産を金融機関の貸借対照表
(バランスシート)から取り除く。
ブッシュ大統領は同日の記者会見で「金融システムの問題が深刻だから
資金規模も大きい」と説明。
「何もしないリスクの方が、
今回のプランを実施するリスクよりはるかに高い」と強調した。

矢継ぎ早のリスク回避と金融再編の動きが株価を押し上げていく。
短期的には乱高下する可能性は高いが、数か月後、数年後には、
今回が大底だったと言われる可能性は十分ある。


2.自動車100年目の試練、主戦場は新興国

(出所)2008年9月22日付日本経済新聞朝刊1面

 ●情報収集の方法はみな同じ
 ●違いがあるとすれば、同じ情報を見た時の活用方法
 ●最も差が出るのは「統計数値」を知っているかどうか

日本経済新聞の使い方として「統計数値」を知るということがある。
それが、投資のヒントにつながることは多い。
いわゆる株式投資のプロであるファンドマネジャーやアナリストも
新聞報道から多くの投資のヒントを得る。
これは、個人投資家だろうがプロだろうが変わらない。

中にはプロと個人投資家は差があるという人もいるかもしれない。
しかし、私は少なくとも情報収集という意味では差はないと思う。
差があるとすれば、誰でも目にしている情報を投資のヒントにどう結びつけるか、
という連想方法を知っているか知らないかという知識の差ではないだろうか。
例えば、本日の日経新聞1面では自動車セクターに絡めて、
インドや世界市場の統計が出ている。
これら一連の数値を眺めるだけでも、将来的に役立つことはある。
私が今日の記事から目立ったと感じる数値は以下だ。

●インドの四輪乗用車市場は約150万台とまだ日本の約三分の一だが
二輪車は約720万台と中国に続く世界2位の規模。
(中略)中国、インド、ブラジル、ロシアのBRICs四カ国の自動車生産台数は
07年で1,582万台と世界全体の約2割を占めるまでになった。

●中国が米国のように四人に三台の車を保有するようになると
中国の石油消費量は日量9,800万バレルと
現在の世界の全消費量(同8,500万バレル)を上回る規模。
(中略)世界を走る自動車の合計台数(保有台数)は06年末で9億2,100万台。
今のBRICs四カ国はその約12%にすぎないが、
自動車普及率が日本並み(千人あたり594台)になれば、
BRICsだけで保有台数は17億台強。今の世界の2倍近くに膨らむ計算になる。


3.私の課長時代、コニカミノルタHD太田義勝社長

(出所)2008年9月22日付日本経済新聞朝刊11面

 ●企業訪問で一番大事にしていることは「歴史」
 ●歴史を知らなければ、現在、将来を知ることはできない
 ●隠されたエピソードに企業の強さや課題が眠っている

企業の強さを知る上で、取材で必ず確認することは「歴史」。
現在、そして、将来を考える上で、
過去を徹底的に分析することなく判断することは難しいからだ。

さらに、歴史を考察する過程で、各社のヒーローに出会うことができる。
もちろん、ヒーローが有名である必要はない。
企業はヒトで出来ていることを実感するエピソードをお聞きできることもある。
時代を超えてその企業を知ることは、取材のこの上ない楽しみの一つでもある。

本日登場しているコニカミノルタHDの太田義勝社長の
「課長時代」のエピソードは、企業を知る上で重要だろう。
まさに歴史を知ることの重要性を感じる。

●帰国後、しばらくすると欧州の西と東を隔てていた壁が崩れた。
本当に驚きました。
「(東欧)の民主化なんてありえない」と
現地の社員にさんざん聞かされていましたからね。
東欧のサービス組織がそのまま販売会社に衣替えされ、
短期間のうちに10社くらい販社を持つことになりました。
これで結果的にライバルメーカーに対して優位に立てたのです。

コニカミノルタは拙著「儲かる会社はこうして作れ!」で
M&Aの成功事例の1社として登場している。
コニカミノルタのより詳細を知りたい方はご参考いただきたい。
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4062820935/


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●9月25日(木)に執筆と監修を務めました「アジア株二季報」
(日本実業出版社刊)が発売となります!


「アジア株二季報」お申し込みはこちらです

http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/453404447X/ 


リーマンブラザーズ、大手金融機関の破綻等、激動の世界情勢の中、
世界から情報を収集しなければならないことは、必然になりつつあります。
では、どうやって情報を仕入れればいいのか。

その答えは、「海外企業の状況を知る」という
ミクロから攻めるのがいいと考えています。
日本株に投資をするにあたって、会社四季報や日経会社情報があるように、
海外株に投資をする場合でも、同様の書籍が必要だと思います。

また、投資という観点からではなく、「ビジネス」という観点からも、
各国の大企業がどういったビジネスを行ない、どういった視点を持っているのか、
という点を、読み物調で書かせていただきました。

ぜひ、この機会にお手に取っていただき、
ハイブリッドな投資脳をつくるお役に立てればと思っています。


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●お知らせです!

9月2日(火)には、新刊「儲かる会社はこうして作れ!」(講談社刊)が
発売となりました!

※アマゾンからのお申し込みはこちら
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4062820935/

この本を書くキッカケは、編集者さんとの些細な会話でした。
その会話が、本になり、多くの方にお読みいただけるというのは、
本当に嬉しい限りです。
その些細な会話は「『本』読書人の雑誌」に掲載されています。

ご興味ある方はこちらからどうぞ!
http://terunobu-kinoshita.com/moukarukaishahakoushitetsukure.pdf 


●また、9月1日(月)より、新メールマガジン
「投資脳のつくり方」(海外株バージョン)が開始となっています!

※「投資脳のつくり方」(海外株バージョン)のお申し込みはこちら!
http://www.mag2.com/m/0000271838.html 

おかげさまで告知後はや700名の方にご登録いただいております。
ありがとうございます。
この機会に、海外株でも、ディスカッションしましょう!


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●雑誌掲載はこちらです。
さらに詳細を知りたい方は書店でのぞいてみてください。

http://www.terunobu-kinoshita.com/20080627-kiji.pdf

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◇発行人/編集人

木下晃伸(きのしたてるのぶ)
(社団法人)日本証券アナリスト協会検定会員
株式会社 きのしたてるのぶ事務所

(C)2005-2008byTerunobu Kinoshita&TERUNOBU KINOSHITA OFFICE LIMITED. All Rights Reserved.


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