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「ダブルボトム」で底値固めとなるか?
昨日の米国株式相場はダウ平均が一時500ドル以上続落するほど大幅続落したが、終値では切り返しわずかな前日比プラスで終えた(DJIA 34.31 @24,423.26, NASDAQ +51.27 @7,020.52)。ドル円為替レートは113円台前半の前日比円安水準での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が324に対して、下落銘柄数は1,745となった。騰落レシオは84.50%。東証1部の売買代金は2兆5012億円。
TOPIX -15 @1,575
日経平均 -71円 @21,148円
TOPIXも日経平均も小幅続落した。引き続き米中貿易摩擦が引き金となる世界景気減速と英国のEU離脱を巡る混迷が株式相場の頭を抑えている。米ダウ工業株30種平均が急落したがその後切り返した。米中通商問題を巡る米中協議が進むとの思惑も出てきて、株価指数先物の買い戻しがあり、一時は前日比プラスとなる場面もあった。
日経平均は10月26日安値@20,972円目前まで下げた。この前後で下げ止まれば、「ダブルボトム」のフォーメーションで底値固めをして仕切り直しという見方ができる。しかし、もし、20,972円を明確に割り込むようなら、次の下げ止まりの目処が3月26日安値@20,347円に一段下がる。
33業種中29業種が下げた。下落率トップ5は、石油・石炭(1位)、鉱業(2位)、機械(3位)、パルプ・紙(4位)、金属製品(5位)となった。
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