転んでもただでは起きない1 卵と揚げ物の衣は吸ダシバンパイア

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転んでもただでは起きない1 卵と揚げ物の衣は吸ダシバンパイア

回鍋肉のダシを利用した、回鍋卵というレシピを見つけた。
まずは、味噌ダレから調理してみた。
豆板醤小さじ1、酒大さじ1、しょうゆ小さじ2、味噌・砂糖各小さじ1という配合。
混ぜているだけで、豆板醤をメインとした旨そうな臭いが漂ってきた。
これなら、失敗することは、まずないだろう。

卵の他に入れる具が見あたらなかった。
大ざっぱな味を確認できればイイという考えもあって、
冷蔵庫に眠っていたケンタッキー・フライドチキンを刻むことにした。
捨てるの、もったいないし。

それから、レシピでは卵を半熟状に焼いたら、
いったん取り出す手順になっていたが、
面倒くさいので、先に具材を炒めて件の味噌ダレをまぶした後に、
卵をブチ込めばいいだろうという手順をとってみた。

結果、レシピの写真とは、全く異なったシロモノが現れた。

まず、汁が全然なく、食材にすべて吸収され切っているのがわかる。
そして、食してみると、あんなにイイ香りのしていた味噌ダレの風味が、
雲散霧消してしまっている。
さらに、具材のケンタは、衣がブヨブヨに肥大しており、
ただただしょっぱい味だけがした。
そして、卵からはなぜか味がまったくしない。

このことから考察するに、
①ケンタなど揚げ物の衣は、驚くほど貪欲にダシ汁を吸着してしまう、
②実は卵にもそうした作用があり、しかも卵の場合、
 ダシ汁をタンパク質でコーティングしてしまうのか、
 吸着したダシの味すら、ほとんどさせることがない、
という二つの重大な事実が浮かびあがってくる。

対策として、
①揚げ物は極力、他の料理に転用しようという考えを捨てる。
 (カツ丼とか、よほどオーソドックスなモノをのぞいて)
②卵は別調理とし、味付けの段階で一緒にするのをなるべく避ける。
という二つが、調理の鉄則になると思われる。








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