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為替レートと乖離した株価。自社株買いブームか

過去の為替レートで判断すると、現在の日経株価は19500円台だが 現実は23000〜24000円。

これは、多くの企業が自己株式を市場から買い上げる 自己株式買い上げの為に 市場の浮動株の品薄からの日経株価上昇と 以前述べましたが この解釈は正しいと考えます。

つまり、企業の能力を越えた株価なら バブルが始まると考えても良いのでは アメリカは自己株式買い上げの資金を金融機関からの借入金で調達した企業も有りましたが

市中金利が上がれば 借入金の返済は 株価下げと成ります。与えられた任期で如何に株価を上げるかを問われるアメリカ経営者だけに 金融機関からの借入金で自己株式を買い上げる経営者もいます。幸い日本で借入金で自己株式買い上げをする経営者は聞きませんが

現在の実力を離れた株価ブームでは 今後は日本でもあり得るのでは?

ややこしいですが 不動株の割合が高い 例えば75% この企業が2.5%の自己株式買い上げをしたら マーケットに出回る25%の浮動株は 2.5%の10倍だから 単純計算ならマーケットでは1割品薄です。

マーケットで1割の品薄だと普通でも数割りの価格上げに成ります。自己株式買い上げと配当金の増額 今季予想の朗報等が加われば 株価は数割りの更に数割り 上がる可能性が有ります。現在為替レートが110円を切れば 輸出企業の株高はドン下げですが 現実はそんなに下がりません。マーケットで品薄ですから。

この状況が主流に成る自己株式買い上げブームで更に日経株価は上がると考えます。自己株式買い上げの株式を会社が保有しても配当金は会社には入らず その分会社は配当金費用が0です。経営者は余剰資金で自己株式買い上げをして経営数字を飾れます。内容は同じでも株価は最低数割上昇します。余剰資金は減りますが

自己株式買い上げは経営者には、ストレスの負担が減ります。

現在も為替レートは109円を切っていますが、日経先物は数十円の下げです。

今後も自己株式買い上げブームなら、企業力を無視した株式と成ります。その企業力を乖離した株価が常識に成った時に、何等かの 例えば大地震の被害が出たら 日経株価は総崩れでは?

また、この自己株式買い上げが当たり前になると、日銀の金融緩和と重なり 異常な株高もあり得るのでは

自己株式買い上げの弊害は日銀の低金利が続けば 更に歪んだ株高と考えます。

今後の投資は自己株式買い上げ資金が豊富な銘柄 内部留保が厚い銘柄に チャンスが来ると思います。

個別には、自社株買いは有りましたが 集団での自社株買いブームは日本では、経験していないと思います。

中には自社株買いで高値誘導してから、時価発行する企業もあり得るので財務諸表の確認には注意します。

低金利下での、自社株なら 株価には鬼に金棒です。

業績は惨めでも、内部留保が有れば、自社株買いは可能です。
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