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下降トレンド

週末の日経平均は19247.82(-121.70),、日足は支えになっているとか言われていた200日線をあっさりと大きく割り込み、雲の下、基準線、転換線の下で、ボリンジャーはマイナスシグマの下、MACDはマイナスを急速に下降、パラボリックは下向き、DMIはマイナスが優勢となり、モメンタムもマイナスを下降。週足でも終値はかろうじて基準線19271を守ったもののの、安値はこれを切ってきており、パラボリックは下降、MACDもマイナスを下降中、ボリンジャーはマイナス2シグマにつっかけており、DMIはマイナスが優勢で、モメンタムもマイナスを切り下げている状況。つまり日足週足とも下降トレンド。日足では下のめどがなくなりつつあり、週足一目均衡表でも18524まで節がない。まだ週足基準線をめぐる攻防を続けている状況だが、これを下に明確に抜けてしまうと、一気に売り圧力が増しそうだ。ちなみにこの週足基準線の水準が月足でも転換線の水準である。


ドル円は土曜日6時の時点で107.82(-0.63)日足は雲の下、基準線、転換線の下、MACDはマイナスを下降、パラボリックは下向き、ボリンジャーはマイナス2σの下、DMIは下降が優勢でADXが拡大しており、モメンタムもマイナスを下降。週足も雲の下に転落、基準線、転換線の下、パラボリックは下向き、ボリンジャーはマイナス2σの下、DMIは下降が優勢でADXは拡大、モメンタムもマイナスを下降。日足、週足は明快な下降トレンド。日足では下値のめどがなくなっており、100円近辺まで節がない状態。


東京の株も為替も、一気に厳しい局面にはいってきた。日足週足とも下値のめどがでにくいのがつらい。もちろん北朝鮮が最大のリスク要因である。金正恩の体制の維持が、核兵器大国としての地位をアメリカに認めさせることにかかっているのだとすれば、体制の維持が確約されない限り、妥協には応じまい。しかしアメリカが妥協すれば、当座はしのげても北朝鮮を模範にしてアメリカを核で脅迫する動きが広がってしまう危険がある。一方、もし部分的にであれ、軍事的な作戦が展開されるとすれば、コントロールできない形で戦闘がエスカレートする可能性はゼロとはいえない。抜本的な解決策ートランプと金氏の直談判―でも出てこない限り、リスクオフの雰囲気はなくならないだろう。もし交渉でなんらかの出口がみつかっても、長期的にはさらに不安定要因がます危険もあると思われる。しかし現在の動きの本当の原因は、アメリカの10年債の金利の動きではないか。10年債の金利は、弱い雇用統計、インフレ指標を受け、2.042まで低下、11月初旬の水準ーつまりトランプラリーの前の水準にまで低下してきている。政府債務上限問題が、議会民主党との妥協で日延べされたにもかかわらず、トランプ政権の減税、インフラ投資という経済政策の先行き見通しははちっとも好転せず、ハリケーン被害が一時的にせよ失業率などを下押しすることで経済の行く末に暗雲が立ち込めている。しかし更に背後にはアメリカ経済の景気拡大がそろそろピークアウトすることへの懸念があるのではないか。いずれにせよ、10年債の金利とドル円の相関は高くなっており、アメリカの長期金利→ドル円→日経平均の相関が効いているように思える。ダウは金余りを背景に、長期金利とは関係なく上げていたが、頑張っていたダウ日足も、値はまだ保っているが、MACDはずっと低下傾向でゼロラインに接近、DMIも下降が優勢でADXは拡大、モメンタムもゼロを切ってきており足元がふらついてきている。


ドル円のと日経平均の変動のグラフを対比してみると、日経平均は、日印のETF買いの影響なのか、トランプラリーのあと、日経平均はドル円が下げても、反応が鈍く、高値を保ってきていた。だが今のドル円の水準であれば、18000円までさげてもおかしくはない。外国人売りが続いてようやく株価も反応し始めた気配だが、もしもダウが調整に入れば、ドル円とのかい離が一気に解消されるように動く危険もなしとしない。


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