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5日連続陰線となり、チャート的には上値が重いが・・・

昨日の米国株式相場上昇した(DJIA +45.82 @19,216.24, NASDAQ +53.24 @5,308.89)。ドル円為替レートは113円台後半での推移だった。本日の日本株全般は上昇した。東証1部では、上昇銘柄数が1,241に対して、下落銘柄数は631となった。騰落レシオは118.11%。東証1部の売買代金は2兆6935億円。

TOPIX +10 @1,477
日経平均 +86円 @18,361円

欧米株高を受けて、TOPIXも日経平均も上昇した。日経平均は取引開始直後に前日比209円高の1万8484円まで上昇したが、そこからは利益確定売りが優勢になって伸び悩んだ。これで5日連続陰線となり、チャート的には上値が重いと言える。そんな中でも、リスク選好の動きが再び強まるなか、金融など主力株が軒並み高となった。前日はイタリアの国民投票における憲法改正の否決とレンツィ首相の辞意表明を警戒した売りが優勢だったが、欧米株式相場は小安かったイタリアを除いてほぼ全面高となった。原油や非鉄金属などの商品相場の上昇も、関連企業の業績が上向くとの期待から買いを後押しした。

英国のEU離脱を巡る国民投票、米大統領選挙、そして今回のイタリア国民投票、3回とも日本株の初期反応はリスクを警戒した売りだったが、欧米相場の受け止めはほぼ真逆という展開となった。世界各国の市場のなかでも企業収益の改善が見込まれる日本株に、海外投資家の資金回帰が進んでいると見られる。


リスク回避からリスクテイクへの変化は債券市場にも見られる。12月6日の債券市場で長期金利の指標となる新発10年物国債利回りが一時、前日の0.035%から0.050%に上昇(価格は下落)した。2月以来約10カ月ぶりの高水準となった。前日の米市場で米長期金利と株価が上昇したのを受け、投資家がリスクを取る姿勢を強め、国内でも安全資産とされる債券を売り、株が買う動きが優勢となった。


過熱感が警戒される一方で、あまりの急上昇に買い遅れた投資家が多くいる。彼らの買いで相場が底堅く推移し、我慢しきれなくなった出遅れ筋の買いをまた呼び込んでいる構図である。投資部門別売買動向を見ると、海外勢はこのところ買い越し基調に転じているとは言え、16年初めからの累計では依然として、4兆5000億円程度の売り越しとなっている。日本株をさらに買い進む余地はまだ大きい。

33業種中25業種が上げた。上昇率トップ5は、海運(1位)、鉄鋼(2位)、非鉄金属(3位)、証券4位)、電気・ガス(5位)となった。
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