はるるっぴさんのブログ
ブログ
需給論を重視する。
証券会社の人にたまに聞くと
株式投資には、
ファンダメンタルズ分析
テクニカル分析
チャート分析
この3つがポイントです。
勉強するのは、難しいので、
プロのわたしたちに、まかせてください。
「ファンドラップをどうぞ~」
(^_^)
と説明される。
しかし、投資の常識は、集中投資です。
少なくとも、わたしは、
分散投資をして、大儲けしたよ~
と言っている人を見たことはない。
あれもこれも分散したら、空中分解してしまいます。
わたしは、3つの分析よりも、需給の方をWatchします。
いくら、いいものでも、買う人がいないと株は下落する。
売る人が多くても株は下落する。
~もちろん、
株式と株価を需給論だけで説明することはできません。
わかりやすい話では、破綻したベア・スターンズが
まじめに持っている企業がいくつかあった。
しかし、そのベア・スターンズが実質的に倒産した。
(>_<)
そうすると、
ベア・スターンズが大株主だった企業は
ファンダメンタルズもチャートもテクニカルも
全く関係なく株価は大きく下落します。
今回も破綻寸前のヘッジファンドが、
証券化商品などの、
まともでないものを持っていることではなく
まともなものも、持っていることに問題がある。(重要)
いいものが、結構売られている。
具体的な銘柄で書けば
誰が見ても割安が鮮明な
住友金属鉱山の下落幅が
誰が見ても割高が鮮明な
ソフトバンクの下落幅よりも
はるかに大きいことを見てもわかると思う。
需給論がわからないと、わからないかもしれません。
(・・?
住友金属鉱山は、マージンコールが、かかっている
ヘッジファンドがいっぱい持っていた。
金返せといわれているので、仕方なしに売っている。
逆に、
ソフトバンクには、外国人の売り玉が
たくさん這っている。
意外と下がらない。
一般の投資家には、外国人の売り玉は、見えない。
ヘッジファンドは、ノルマが厳しいので、
下がるまで、待てない。
(ヘッジファンドのノルマは年率20%)
そこで、ポジションを手じまいして、
買い戻したりするので、意外と底堅い。
住友金属鉱山は、借金して買っていた
ヘッジファンドが多かったので、かなり売られている様子。
ヘッジファンドは、しょせん借金投機家。
金返せといわれれば、おしましいです。
住友金属鉱山の筆頭株主だったゴールドマンサックスは、
いちはやく異変に気がついて売り逃げていた。
サスガと思う。
今は、いいものが、売られているので、
伝統的な長期投資家が、苦戦していると思う。
忍耐力が必要だろう。
しかし、大事なことは、
いきつくところは、適正価格です。
おしまいです。
余談です。
マスコミ等で、原油や穀物価格があがって
大変だと報道している
この原油や穀物価格などの商品相場の上昇は、
ヘッジファンドの
マネージド・フュチャーズ(通称CTA)と
そのトレンドフォローprogram
そしてそのアプローチを知らないと,
どうしてこれほど商品価格が上昇するのか、わかりません。
投資家は、マスコミの商品相場が上がったとする論調の
表面的なニュースを聞いて投資行動すると
うまくいかないと思います。
投資家は、不断の勉強が必要です。
マネージド・フュチャーズ(通称CTA)と
トレンドフォローprogram
そのアプローチを理解してほしい。
誰が売っているか...今はそれが最も重要な情報ですね。
ご指摘のように、ヘッジファンドが大株主になっている企業の動向をウォッチすると、優良企業がバーゲン価格になっていたりするかもしれませんね。
はるるっぴさんの分析は、鋭いです。
CTAについては、証券会社の人に教えてもらいました。
はるるっぴさんの書いている通りでした。
難しい問題がありますね。
いつもためになる日記ありがとうございます。