雪風Xさんのブログ
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東日本大震災から5年… 私と原発事故。
福島近県ではこれはやはり避けては通れない話し… 東電の原発事故…。
あの日から2,3日の間に… 衝撃的な津波の映像を見て将来に悲観し… 過剰なストレスを持っていた私にあの福島原発事故… 流石にあの原発の建屋が吹っ飛んだ映像を見たときに、あれには私も半ばヒステリックになり悲観よりも絶望と言う言葉の方が強かった。
これで仙台はお終い… と頭によぎる… それは以前に勤めていた会社でよく営業先で今の南相馬市と富岡町によく行く機会があったので、仙台との距離感はよく知っていたからだ。
本気で西日本に逃げようとも思っていた。
私の周りでは多分、私が一番パニクっていたのではないか… 実際逃げ出した人は私の周りではおらず… ことの重大さを理解してというよりは… なるようにしかならない… という暗く重いのが本音だったと思う。
まことにだらしないことだが、そんなこともありしばらく会社を休む… 。
休みの間は原発事故関連の情報や過去の事故、その後など調べられるものは全部調べ気にしながら結論もでず休んでいた。
しかし、人間とは不思議なもので、だんだん平静さを取り戻し2ヵ月もすると気になることも少なくなり、震災後の特に建設業は言うに及ばず、宿泊ホテルやサービス業などの特需に仙台市は湧くことになる…。
いつしか忘れ去られる…。
しかし、現実問題… 自分の故郷を追われた人々がいて… 避難先で順応できる人もいれば… 順応できなく亡くなる方もいる… 私の以前の取引先のお客様と会うことがあるが… その方は元気だったが… 廃業された方もいた… そうとう人生を翻弄されたことは間違いなく… 気が重くなる話をだいぶ聞いた。
後日… 政府と自治体での原発対応でのやりとりを信憑性は定かではないと申し上げておき… 抽象的に記すが… 時には100人生かすために10人は死んでも仕方がないような発想はある… 。
この時の話を聞いて… 私は素直にただただ聞き入っていた… 何も違和感もなく… 終わり。
甚大な被害を受けても次に繋がる施策や技術が生まれるといいですよね。
日本は自然には恵まれていますが… 地震にも恵まれています。
共生は難しいかもしれませんが… 火と水… これはすべて財産、人の命まで持っていきます。
いずれこれらの災害も克服できる時代が来ると思ってます。
電力会社の利権に群がる政治家は与野党を問わず多いと思います。
クリーンエネルギーの推進も大いに勧めるべきだとも思います。
私はあの事故で怖い思いをしましたが… 国レベルと地方レベルで電力会社への経済依存度が違うことに着目してます。
原発はゆくゆくは無くし、新エネルギーの転換は必要だと思いますが… 今すぐは余りにも厳し過ぎるとも思っています。
この原発産業には30万人の人々が従事してると聞きました。
2年くらい前まではジャパンプレミアムと言われ高値でガスなどを購入していました。
現状を鑑み… 安全基準をクリアし、また地勢、地質の問題をクリアした原発にたいしては再稼動すべきと思います。
あれだけの事故が起きたのですから、議論噴出ということになりますが… この件に関しては結論は出ないと思ってます。
どちらにしても政治家の政治決断がともなうことになると思います。
5年が経ちましたね。
あの津波は衝撃的でした。
人間の無力さを知った震災です。
私も、いまだに強い揺れが来るたびに、
震災のことを思い出します。