謹賀新年~2015年を振り返って印象に残ったこと~

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謹賀新年~2015年を振り返って印象に残ったこと~

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忘れないようにメモメモ・・・。

為替9ペア(USD/JPY、EUR/JPY、EUR/USD、EUR/RUB、USD/AUD、EUR/PLN、USD/PLN、USD/RUB、USD/VND)とドルインデックス、商品(WTI原油価格、NY金価格)とCRB指数及びバルチック海運指数、債券(日本10年債、米国10年債、米国2年債、ドイツ10年債、米国ジャンク債(JNK ETF)、株価(日経平均株価、ダウ平均株価、ナスダック指数、上海総合指数、香港ハンセン指数、MSCIエマージング・マーケット・インデックス)、保有している新興国のETF(RSX、EPOL、VNM)と保有していない新興国のETF(BRF)の1年分のチャートを印刷して去年を振り返ってみた。
疲れた・・・(´Д`;)

本当は長短金利もみないといけないが力尽きた。。。orz 
中国株も見れてない。

市場はすべて連動していることを改めて痛感した。リスペクト様の1人が言っていたクロスマーケット(株、債券、商品、為替、金利、デリバティブ+不動産、時間)というやつだろうか。

1月は、、、スイスショックで大変だった。予兆だったのか?今振り返ってみると1月14日に、欧州司法裁判所はOMT(国債買い入れプログラム)を条件付きで合法との仮判決を出している。EUの量的緩和へのカウントダウンだったと思われる。

1月22日にEUの金融緩和が決定。

先手を打ってスイス中銀は1月15日にスイスフランの上限レート1.20フランを放棄。あっという間にスイスフラン高ユーロ安になり悲惨なことになった。ユーロがジャブジャブになるのにユーロの価値を支えたらスイスフランを売らないといけないことになる。市場には逆らえない、ということだろうか。スイスフラン高になって観光業は大変だったと思う。(・_・;)
まぁ、こんな人為的なものは予測できるとは思えないけれど・・・。

5月は、、、ドイツ10年国債の利回りが急上昇した。ドイツの消費者物価指数が上昇したので誰かがドイツ国債を売ったのが原因らしい。

利回りが急上昇したけれど6月のドイツ消費者物価指数が思ったよりあがらずインフレ期待が後退。債券が暴落して大損したところが日本株を売りにきたのが印象に残っている。4月から6月は債券が売られ金利が上がっていたのが印象的。リスクオンだったのだろうか(・・?
これが悪夢の始まりだったとは・・・。我らが日経平均は6月くらいまでは堅調。
ただしドルインデックスが6月まで強含みのせいか何なのかわからないがダウ工業平均は6月初めまでだだ下がり。米国の製造業は苦しかったと思われる。(未確認)
ナスダック指数は好調。アップルも儲かってるとか暴落中にクックCEOが言ってたっけ。。。

ドイツの消費者物価上昇、インフレ期待、債券売り、株式買いだった。バルチック海運指数は2月下旬頃を底にしてゆるやかに上昇。6月から上がったと思ったらさらに7月は上昇。
7月月初から原油が急落する。その頃、7月22日にOPECのクウェートのオメール石油相やOPEC関係者達はこんなことをおっしゃっていた。(・_・;)

1.世界経済は成長するので原油安は短期的。原油価格は上昇する。
2.価格の下落が続くのは考えにくい。需要は今年前半を上回る。
3.今後、価格は60ドル前後で推移する。

金利が上がって物価が上がって株価も上がって、積荷も増えてるから景気が良くなってまた原油も売れるだろうということだったのだろうか?(´Д`;)
今となっては酷い見通しだとは思う。。(・_・;)

こんなコメントを出している間、何が起こっていたのかというと、7月はOPECが1997年以降の原油生産量、日量で過去最高を記録していた。市場シェアを維持して非OPEC国を市場から締め出したいらしい。

2015年8月3日ロイターより

1.加盟国別で見て7月に最も生産が増えたのはイラク。南部からの輸出は日量300万バレルを超えるとともに、北部でも政府とクルド人自治区が予算配分をめぐり緊迫した関係になったにもかかわらず、輸出は6月に近い水準を維持。
2.また複数の関係筋によると、サウジアラビアは過去最高だった6月並みか、それより高い生産水準になったという。
3.唯一の大幅減産となったのはリビアで、政情不安で引き続き供給に支障が出ており、閉鎖された生産施設の再開をめぐる交渉もうまくいっていない。

7月28日、7月29日のFOMC声明では労働市場は改善しているがただ利上げには、雇用市場の改善に加え、低水準のインフレ率が2%の中期目標に向けて加速するとのさらなる確信を持ちたいと発表。

8月18日より株の大暴落が始まった。8月20日の7月FOMC議事要旨をきっかけにドル売りが加速。原油が下がって物価が下がる中で利上げはない、と市場は判断したのだろうか。ドルは売られドルインデックスは下落。その反対側にいる日本は円高株価暴落・・・(´Д`;)
自分もパニックになっていた(>_<)

9月ROMC(9月14日~9月15日)は結局利上げせず暴落。フォルクスワーゲンショック(9月19日米当局より指摘される)も加わり底打ちは9月29日。

ちなみにゴールドは7月31日を底にして8月24日まで上昇している。ここらへんは原油ときっちり連動している。(ドル指数とは逆相関、当たり前か)

思うままに書き出してみたが視野を広く持たないといけないことを痛感した。

一連の流れをしっかりみてみると債券市場、株式市場、商品市場、為替市場が連動しているのがよくわかる。勉強不足だからきっとこの日記の中に勘違いもあるだろうが記録は残しておこう。

暴落の失敗を二度と繰り返さないように、気を引き締めて自分にとっても皆さんにとっても今年こそ良い年になりますように(^-^)
3件のコメントがあります
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    yoc1234さん
    2016/1/3 22:01

    あけましておめでとうございます。
    今年もよろしくお願いいたします。

    この一年、大変でした。

    でもわかりやすいシナリオ通りで、

    ほとんどの日本人は大儲けしています。

    参議院と大統領選挙があり、不安定な政権運営。

    米株はまだ上がりにくく。

    商品が暴落、ロシア、トルコが暴落要因。

    ブラジルもあきまへん。

    6月までに売っちゃおう。
  • イメージ
    窓際リーマンさん
    2016/1/3 22:32
    コメントありがとうございます。まだまだ勉強不足です。今年は厳しそう。持ち株はほとんど減らして様子をみています。振り返ってみると確かにわかる人にはわかりやすいストーリー通りだったと思います。
    まだまだだなぁ。
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    窓際リーマンさん
    2016/1/13 20:14
    補足:ロイター記事の抜粋及び記録(削除されないように)
    2015年8月3日
    ・3201万バレルで6月改定値の3187万バレルを上回り、加盟12カ国の産油量としては1997年の調査開始以降で最高を記録。
    ・7月のOPEC原油生産量は日OPECは昨年11月に市場シェア重視方針を決定して以来、生産枠を日量170万バレル強引き上げている。
    ・加盟国別で見て7月に最も生産が増えたのはイラクで、南部からの輸出は日量300万バレルを超えるとともに、北部でも政府とクルド人自治区が予算配分をめぐり緊迫した関係になったにもかかわらず、輸出は6月に近い水準を維持した。
    ・サウジアラビアの過去最高だった6月と同水準かそれ以上。
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