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2015年過去の日記の読み直し(後半)

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8月からの暴落については明確な原因はわからずじまい。
調べてみたが何の成果も得られませんでした。(~_~;)
下がるから売る。売るから下がるとしか言いようがないような。。
一部では中国ショックと言われてはいたけど後付けの理由のようだ。売りが売りを呼び、CTA等のプログラムトレードや高周波取引がさらにパニックを増幅させたのだろうか(・_・;)?

補足:しいて暴落の兆候を上げるなら原油価格やCRB指数が7月2日から休みを挟んで窓をあけて8月24日までほぼ一直線に下がっていくのが目につく。中国上海総合指数は7月8日でいったん下げ止まっているがコモディティは無反応。原油安=デフレ懸念=利上げ延期or利上げ開始で市場心理が揺れ動いたのが原因か。それにしても誰もここまでの暴落は想像していなかっただろう(~_~;)

直近の暴落である2013年のバーナンキ・ショックの場合を振り返ってみる。(日経平均株価参照)
5月23日に最高値15,942.60円をつけ暴落→6月7日に最安値12,548.2円をつけいったん反発。
11営業日かけて-3,394.4円。下落率は▲21.2%
6月13日に二番底、最安値12,415.85円をつけ底打ち。
15営業日かけて-3,526.75円。下落率▲22.1%

今回の2015年の暴落(直近の最高値を参考)はとにかくコモディティと為替を巻き込んで下落幅が大きくなかなか止まらなかったことが特徴かと思う。
8月18日に最高値20,663.18円をつけ暴落→8月26日に最安値17,714.3円をつけいったん反発。
6営業日かけて-2,948.88円。下落率は▲14.2%
今思えば、バーナンキ・ショックの時も6営業日でそれくらい落ちているので時々あるレベルの調整だった。その時はそれどころではなく、冷静でいられなかった(´Д`;)

9月8日に二番底、最安値17,415.61円をつけいったん底打ち。
15営業日かけて-3,247.57円。下落率は▲15.7%

その後、日本時間で9月18日にFOMCで利上げ据え置きと間髪入れずにフォルクスワーゲンの不正発覚。。。(´Д`;)
※9月18日アメリカの環境保護庁がフォルクスワーゲンの不正を指摘。9月20日にフォルクスワーゲンが認めた。

ドイツDAX株価指数
9月17日の10,229.58ポイントから9月24日に9,427.64ポイントまで下落。
5営業日かけて-801.94ポイント。下落率は▲7.8%
結局底練りしてドイツDAX株価指数が底打ちし上昇し始めたのは10月1日から。

日本株も欧州株の損失の穴埋めで売られた様子で9月3週~9月5週(9月14日~10月2日)まで海外投資家の売りが続いた。(投資主体別売買動向参照)

結局、日本株が底打ちしたのは9月29日になってから。最安値16、901.49円が暴落の底だった。
27営業日かかり、-3,761.69円。▲18.2%下がった。

為替面では以下のHP参照

7月28日から7月29日のFOMCの議事録が8月20日に公表された時からドル売り円買いの動きが加速したようです。(9月利上げを見込んでドル買いしてたのを買い戻したらしい)

FOMC議事要旨に中国景気減速懸念が取り上げられていたこと、丁度間が悪く7月に上海総合指数が下値抵抗線として意識されていた200日平均移動線を割ってしまったことも不安心理を煽ったようです。(しょちゅうマスコミで中国がー中国がーと叫んでいた気がする(~_~;)。本当は関係ないけど騒ぐから余計、パニックになったのだろうか?)

流れとしてはドルはユーロと円に対し売られ(ユーロ高ドル安、円高ドル安)、新興国通貨はドルに対し弱くなり売られた。(タイバーツとか。でもロシアルーブルは8月24日から8月31日まではドルに対
し買われている。原油が反発したからか?一概には言えないようだ。)
おおまかにいうとドルインデックスは7月に強くなってたのが8月24日まで一直線に弱くなっている。
CRB指数やWTI原油価格がドル安とともに下がっていくのがよくわからない(´Д`;)??
ドル安=商品高だと思ったのに・・・?

今回は原油などのコモディティや為替もかなり激しく動いたけれど一番早く下落が始まっているのは原油のようだ。7月2日から休みをはさんで8月26日まで一直線に下落。
債券は、、、アメリカ10年債は7月1日から8月26日まで買われて(利回りが下がって)いる。

つまりドル売り円買い、ドル売りユーロ買い、新興国通貨(一部)売りドル買い、コモディティ売り、株売り、米国債(ドイツ国債も利回りは低下=価格は上昇=買われている)買いだった。
※オプション、先物等は調べきれていませんがクレディスイス、ニューエッジ、ABNアムロといったところが暗躍していたみたい。流動性の低いナイトセッションに日経平均の下値を突破している。

主体別売買動向を見てみると信託銀行(年金?)の買いは8月4週~10月3週(8月24日~10月24日)まで続いている。8月4週~9月2週(8月24日~9月12日)までの買いが大きく暴落に買い向かっていったがいったん9月3週~9月4週(9月14日~9月26日)までは買いが少なくなっている。
 マーケットがクラッシュして海外や郵政上場前に底を打たせたかったのかフォルクスワーゲンショックなのか何なのか、あるいは本当に年金が信託銀行通して買ったのかも想像でしかない。その後は11月1週に郵政上場を控え9月5週~10月3週(9月28日~10月24日)まで信託銀行の買いが多い。

11月4日に郵政3社上場の後は、逆に信託銀行が10月4週~11月3週(10月26日~11月20日)まで売り越し。海外投資家は10月3週~11月3週(10月24日~11月20日)まで買い越している。
※その後買いが縮小している。

振り返ってみて7月のFOMCを平気で見逃していたり、コモディティのことを見落としていたり債券や郵政上場のことなど勉強不足を痛感した一年だった。

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