下落しても割安感のない日経平均ＰＥＲ

[Raguelさん]

防衛ラインだった１２９２０円をあっさりと割り込んでしまった本日の日経平均。
ＣＭＥ日経２２５先物も、さらに値を下げています。

しかし、それでもＰＥＲによる評価では割安感は出ていません。
今年の３月１７日の暴落前後と昨日の日経平均ＰＥＲを比較した表を以下に示します。


日付
日経平均
PER
EPS


3/4(火)
12,992.28
14.42
901


3/17(月)
11,787.51
13.20
893


4/10(木)
12,945.30
14.41
898


7/14(月)
13,010.16
15.52
838


（詳細は、左側のSpecial Linksから「日経平均ＰＥＲ」をクリックしてAsset AliveのＨＰを参照して下さい）

３月の暴落前に１３０００円を切った３／４時点の日経平均ＰＥＲは１４．４２。
１５倍を切ったあたりから割安と囃されましたが、その後も外人の換金売りに押されました。

その頃と比べると、昨日時点で１５．５２と、未だ１５倍を切っていません。
今後も景気後退による減益の影響で、株価が下がっても容易にＰＥＲは下がらないと思われます。

さらに金融不安も払拭し切れておらず、３月と同様に換金売りが増加する可能性もある。加えてこれから夏休み相場が本格化して売買高が減ってくる。
こうしたことを考えると、最悪の場合は今年最安値を試しに行くことも十分にあり得るように思います。


ということで、相場の動きと関係なく上下しそうな銘柄ということでアーバンを買ったのですが・・・




買いじゃなくて売って池!!ってーの＿|￣|○ il||li



クリックして頂けると励みになりますm(_ _)m
FC2 Blog Ranking［株式・投資］