kabukabumanさんのブログ
今日が目先の底になると予想^^
NYダウが寄り付き直後に1000ドル以上下落した時はどうなるかと思いましたが
恐らく16000ドル割れの水準で機関投資家の買い支えがあったものと推察しています。
残念ながら引けは高値からは随分下落しましたが、目先底を打ったのではないでしょうか?
無論今後大きな余震に見舞われる可能性はありますが。
以下は私が最も信頼している、フィデリィティ・ワールドワイド・インベストメントのコメントです。
[ロンドン 24日 ロイター]
フィデリィティ・ワールドワイド・インベストメントのグローバル最高投資責任者は
中央銀行がこのところの株価下落にどう対処していくかを一段と明確にするまで
株式相場が短期的に一段安になる可能性があるとの認識を示した。
グローバル最高投資責任者を務めるドミニク・ロッシ氏は
「中銀の対応が一段と明確になるまで、市場は短期的に苦痛を強いられ続けるだろう」と語った。
株式相場が年末までに下落基調から抜け出すことを想定しつつも
24日の世界株安を受け、安値拾いの買いに急がないよう、投資家に提言した。
「何もしないことが、現時点で最も適切な行動だ」とし、緩やかなペースで行動することを促した。
また、現状を「第3のデフレの波」とし
新興国に極めて困難な状況をもたらすことになるとの見方を示した。
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つまり世界の株式市場が年内に落ち着きを取り戻すためには
各国中央銀行の支援策が鍵を握るということです。
では日銀に何が出来るかという問題ですが、金融緩和には慎重な姿勢を示していることから
黒田バズーカの実弾が飛び出す可能性はやや低いと考えています。
ただその場合でも「いざとなればやるぞ!」という口先介入は必要でしょう。
さて今後の展開ですが、フィデリティのコメントにもある様に
株価がすんなり上昇トレンドに回帰することは当分の間無さそうです。
むしろ最悪の場合、一番底より数段深い二番底が待ち受けている可能性もあり
「ファンダ+成長性+割安度」を兼ね備えた銘柄から徐に買い始めるのが賢明だと思います。
また為替は、1ドル120円でも27年3月期の輸出業界は二桁増益が見込まれるため
NY市場と比べれば、東京市場の方がポテンシャルは高いと思われます。
従って半年以上のスパンで見れば、日経平均株価が海外資金を取り込み
再度高値を取りに行く可能性は充分あると考えています。
ところで今回逃げ遅れた方も多いと思いますが
塩漬けのまま少なくとも半年辛抱するか、この際銘柄を乗り換えるという二つの選択肢があります。
そしてこの時に気を付けたいことは、「業績不振+割高+無配」という銘柄は
需給だけで高い株価を維持していたので、暴落後、需給に変化が起こり
元の株価には戻らない銘柄が沢山出現します。(特に新興銘柄に多く見られます)
ですから早急に塩漬け株を見直し、どちらの選択肢がbetterかを早急に判断するべきだと考えます。
ただ昨夜の先物市場は明らかに売られ過ぎの状態からかなり戻しましたので
今日の東京市場が寄り底になる可能性は充分ありそうです。
先ずは上海市場が開くのを待って、買い出動を考えています。
モ~さん こんばんは。
郵政GPの株式は財務省が売り出す様なものですから
公開価格はかなりプレミアムが付くと思います。
そういう意味では市場の活性化に繋がるでしょうね。
ただ、例えばゆうちょ銀行の株を買う資金を捻出するために
地銀の株が売られたりしないか?などという懸念も残ります。
何れにしてもIPOは地合いの影響も受けますから
その成否は上場するタイミングにも左右される様な気がします。