美味しいうどんさんのブログ
中国バブル破綻 理財商品返せず焦げ付き債権者押しかける
「上海総合株価が驚異的な下落を引き起こしている」
要因は数多くあろうが20数年前に日本で起きたのと同じバブルの破たんであろう。
政府が金融機関に土地融資を厳しく指導、金融機関から借り入れが難しくなった開発業者が高利で個人から借り入れる。
その金利は月利2%、年率換算で24%の高利だ。日本では消費者金融の金利より高い水準だ。
高金利目当てに個人の貸し手は、親兄弟、親戚、友人知人などから金を借りて開発業者に貸し付ける。
いわゆる「股貸し」だ。
それでも土地価格が上がり続けるなら回転が効くが、不動産価格が急落し投機目的で購入したマンション群にはほとんど住人が住まず、工事中だった多くの建物が建設途中で放棄され巨大な廃棄物が林立している様に。
不動産価格の暴落、株価暴落、企業や個人の破産がこれに続く。過去の日本と全く同じ道をたどっている。
人影が全く見えないマンション群
上海は金融緩和を読んで上がっての戻し。
バブルの崩壊自体はとっくの昔に始まっている。
その調整速度をどうするかの問題に転化している。
黒田日銀により日本の円高政策が続いているので、緩慢なバブル崩壊路線が成就しやすくなっている
さ~この程度の利下げで不動産価格が上昇に転ずるかな~?
いかんせん国土が超広い国ですからね。
[27日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)は、貸し出しおよび預金の基準金利を0.25%ポイント引き下げると発表した。
1年物貸出基準金利は4.85%に、1年物基準金利は2.00%にそれぞれ引き下げる。
預金準備率の一部引き下げもあわせて発表した。いずれも28日から適用する。
中銀は、金利と預金準備率引き下げにより、経済成長の安定と資金調達コストの低下に寄与するとの見解を示した。
ただ、銀行間市場での流動性は潤沢なため、広範な準備率引き下げは必要ないとしている。