「明日を捜せ」より （その２）

[moroboshidanさん]

前回、１９９５年に公開された大林宣彦監督作品「あした」のロケが行われた向島と本州が尾道大橋で結ばれたのが１９６８年３月３日だったことを発掘しましたが、その翌週、１９６８年３月１０日には、ウルトラセブン第２３話「明日（あした）を捜せ」が放送されました。

このエピソードでは、キリヤマ隊長の「窮鳥懐に入れば猟師も殺さず」という名言が有名です。

この言葉は、「追い詰められて、逃げ場を失った人が救いを求めてきた時には、理由を問わず助けるのが人の道である」という意味です。

キリヤマ隊長は、助けを求めてきた安井君を追い返してしまったことを反省し、仕事を休（やす）んで安井君を捜しに行くのでした。

株式投資で生きるものにとって、「やすい」は「買い」を連想させる、縁起のよい言葉です。

そこで、今回は、社名に「安」、または「ヤス」が付く会社を検討します。

2294　柿安本店　ROE　8.7　PER 16.3　PBR　1.68　時価総額231億円　○

2354　安川情報システム　ROE　2.0　PER 24.3　PBR　1.52　時価総額49億円

4957　ヤスハラケミカル　ROE　1.8　PER 16.3　PBR　0.48　時価総額86億円

6506　安川電機　ROE　13.8　PER 17.3　PBR　2.76　時価総額4147億円　○○

7022　サノヤスホールディングス　ROE　6.1　PER 12.1　PBR　0.52　時価総額97億円

7271　安永　ROE　3.5　PER 65.0　PBR　0.71　時価総額84億円

9324　安田倉庫　ROE　2.8　PER 18.1　PBR　0.53　時価総額312億円

増収増益傾向の6506に注目します。

ACサーボモーター、インバーター、産業用ロボットで世界首位だそうです。

上場来高値を昨年１２月に付けた後、調整していましたが、更新しそうな勢いがあります。

本社が北九州市にあるというところも、希少性を感じさせます。

投資判断は自己責任で。