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1月30日の決算を振り返って

先週末(1/30)に決算(四半期決算)を発表した企業数はピークの382社に上りました。

今回の決算では円安を背景に輸出企業を中心に業績の伸びが期待されていますが

全体の四分の一を終えた先週末時点で

日経平均のEPSは1136.61円(PER15.55倍)で、中間決算後から40円程度の上昇に止まっています。


因みに、1/30に決算を発表した382社のうち

最終的に増益が見込める企業は207社(このうち15社が過去最高益を更新する見込み)

逆に減益予想の企業は143社という結果でした。(この内容が良いか悪いかは何とも言えませんが)


まだ全体の75%に当たる企業が2月に決算発表を控えているため

今の段階で評価するのは時期尚早ですが

少なくとも円相場、原油価格、その他の商品価格が大きく変動していることから

セクターに関係無く、勝ち組企業と負け組企業の格差がより明確になるのではないかと考えています。


ですから今後の長期投資を考える上で

今期の決算内容は、投資対象を見極める良いタイミングであり

例年より遥かに関心を持つべきではないかと判断しています。


PS:連続増収増益企業ランキングは四季報や四季報プロ500などにも掲載されますが

  事業の成長性を加味すれば、現在の業績が目立たなくても近い将来脚光を浴びる企業もある筈で

  逆に表向き決算が良好でもエナリスの様な事例が含まれている可能性もあります。

 


  ご参考 ➡ http://shikiho.jp/tk/news/articles/0/41960/1


  つまり株式情報誌やアナリストの記事を参考にするのは大いに結構ですが

  投資したいと思う企業に関しては、IRや決算書、或は有価証券報告書やステークホルダーなどを  

  細かく自分自身の目で確かめることが重要で

  ネガティブな情報にも真摯に耳を傾けるべきだと思います。

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