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景気の現況と株価動向(**リポートNo.3、長文注意)

 日本株2Q決算の好調、日銀追加緩和QE2、増税延期、中国利下げ、欧州量的緩和(国債購入へ)、、、このところ景気上向きのニュースが続いている。

 しかも米国家計の債務水準はITバブル崩壊直後と同程度。
 まだ景気初動の債務水準である。
 米国の景気上昇は家計債務・家計資産・家計消費の増大が特徴であり、この点からして米国の景気上昇余力はまだ存分にある
   (日本は政府債務・政府資産・政府支出の増大が特徴で、政府中心ゆえ景気は盛り上がりに

    欠ける、、、そうなるのは円高指向で景気抑制的・増税推進的な金融政策を取る官僚がいる

    からで、ゆえに家計消費不足となり、景気対策や福祉の政府支出乱発となって、政府債務

    増大、増税、政府肥大化、低成長化、少子化、さらなる福祉バラマキの悪循環になっている。

    円高指向・景気抑制指向の政党・マスコミが強いと日本経済の悪

   循環は止まらない

 なにしろ、米国家計はリーマンショック以後の景気回復で一世帯平均1000万円の金融資産増大である。 この資産効果は大きい。

 (2年でインフレ率2%達成のために日銀QE3が必要とされる)日本の弱い景気回復との対比からドル円の円安トレンドは未だ続くだろう。
 ドル円115-120のレンジも通過点に過ぎない。

 国内生産ウェイトが高い**は円安の恩恵を存分に受ける。
 本業(営業益)の右肩上がりがまだまだ続くだろう。

 **は一時的な投資収益(純利益)が大きいので、純利益で見ると減ったり低迷してるように見えるが、それはダマシである。
 中長期で見れば、投資での純利益一時的急増も株価プラス方向に作用する。


(補足) **の投資収益が大きいのは、事業収益の余剰を海外企業の買収でなく投資に充てる戦略を取ってきたためで、その利益を国内生産に還元させている。 これは円安トレンドでは有利になる。
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 JPX400など主要銘柄に張り付きすぎた資金が、**のような比較的小型で業績好調・割安な銘柄に流れてくるのは時間の問題。

 主要銘柄への資金集中(過剰!)もあり、**の現在の株価は、日銀QE2、増税延期が無かったかのような水準である。
 2Q業績の好調があっても、この先、景気低迷で一時的好業績と見なされてるような株価水準である。 2Qの好業績を素直に評価すれば株価900程度が妥当だろう。

 2Q決算でのドル円は平均105程度(1Qは102程度)で、3Qは113になると見られるので、3Q業績は一段と良くなる公算が高い。
 そのうえ、欧州・中国・日本と景気先行きの暗雲が消えて来ていることからすれば、**株への資金流入はそう遠くはない。
 株価1000超え(PBRでまだ1以下)は近いと思える
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 **の業績は8割方電子部品で、スマホ、格安スマホの世界的売上拡大に支えられている。
 新興国、途上国への格安スマホ普及拡大は当分続くだろう。
 また、業績の2割を占めるインフラ(航空、水道)、、これも新興国経済成長につれて今後も有望である。
 死角は欧州発金融不安の新興国波及だが、ECBが国債購入に踏み切り出したので、そのリスクは減じた。
 新興国波及があっても格安スマホへの乗り換えはそれほど減らないと思うので、欧州リスク過敏反応も杞憂かも知れないが。
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 以上から分かる通り、**株の直近の株価急騰は安すぎの修正に過ぎない。
 
 自分は以前、1400円くらいが今回景気回復でのここのピークか、と書いたがあれは最悪想定。 **氏は2500円と書いたがそれも十分ありうる(安倍政権と黒田日銀総裁の綱引き動向次第。安倍政権が強いほど円安化、景気水準アップで高株価へ)。

 裁判云々の悪影響は、発現してもBPS100円程度のダメージにしかならず、本業好調なので株価影響はたかが知れている
 ピーク株価2500が2400になったとしても大したことはないのです。


、、、、以上

 

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