ドル円が120に接近中。
平均レートは1Q102、2Q105で3Qは113程度になりそう。
ECBの金融緩和のもたつきでユーロ円も円安進行中。
1Q決算は大したことがなかったが2Q決算は良かった。
3Q決算はかなり良くなることが予想される。
円安効果(=金融緩和効果)は、企業業績を見る限りハッキリあると断言できる
円安による物価上昇で景気低迷でなく、増税による物価上昇で2014はリセッションになったわけだが(2013と比べるとそれは鮮明)、企業業績の好調が持続してるので、10%増税延期で春先に追加緩和ならば2015には賃金波及、トリクルダウンが顕著になるでしょう。
総選挙の結果は未だ不明だが、2014、4Q~2015,1Qに更なる追加緩和があるか否かが次の焦点になる。
それとECBの金融緩和の進捗も。
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再度の追加緩和(日本版QE3)があれば、市場が悲観から半信半疑モードなだけに、株価もドル円も直近のように不連続に上がると思う(株価が平均線からかい離し、平均線が株価へ追従していく状況に)。
JPX400でひずんだ株価水準の平準化も進むのではないか?
なければ2013.5月以降のゴロゴロな緩慢上昇モードの再現へ。
ただ、ECBがBS拡大に動く分、あのころよりは追い風が吹くし不安定性は漸次!減じていく。
株価水準の平準化はかなり緩慢だが改善されていくと予想。
JPX400への日銀、年金基金の投資は、市場に歪みを拡大させてる分、投機機会を増やしてる。
これもあんまり賢くない政策だと思う(民主党政権時代よりは100倍マシですが)。
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市場原理への理解の浅さ、経済政策の不合理さは経済パフォーマンスの違いにダイレクトに出る、、、、同じころに大規模緩和を始めたはずの日英を比較するとそれは良く分かる(大陸欧州が今一なのに英国経済は好調)。
この点から見て日本マスゴミのアベノミクス批判、、見当はずれも甚だしい。
責めるべきは金融緩和、円安でなく、成長戦略名目、景気対策名目のバラマキ。
しかし、この人たちは政治家よりも経済政策を良く理解していると思う。
必ず日本潰し方向の論説を張るのがその証拠。
理解してるからこそ確実に日本経済潰し方向の論説を張れるわけです(笑)、、、でなければホントに大バカかカルトか(労組カルト、左翼カルト、反市場原理のカルト)。
マスゴミ世論多数の逆噴射状況からして日本版QE3がある確率は現在30%程度か
国民世論がマスコミ世論に左右され、支持率がマスコミ世論に左右されると思い込んでる政治家が多数だからたぶんそうなる
(国民世論、支持率に効くのはマスゴミ世論でなく景気!、、それはバラマキよりも国民所得に格段に大きく影響するから。 日本の政治家は、同じようにマスゴミがバカなイギリスの政治家にもっと学ぶべきでは??)
(補足)日本版QE3実施確率: 安倍政権の選挙での勝利度に応じてこれは下がる。 大勝利ならば慢心、油断でバラマキ重視の2013モードになりQE3はスルーされ(官僚に抵抗されるのは面倒。抵抗されても日銀にやらせるほどの政権危機感は無くなる)、過半数ギリギリでも政権パワー喪失でQE3を強いる力は無くなる。