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世界の金融不安が続いている。

おはようございます。


さっそくですが、世界の金融不安について


FRBは、金利を下げて、ものすごい資金供給をしている。

but

残念ながら、アメリカの住宅価格は、全く下げ止まらない。
それどころか、さらに下落している(>_<)


どうして、解決しないのか?

答えは、複雑すぎて、専門家でもさっぱりわからない証券化市場にあるのでしょう。


サブプライムローンの中心は、

インタレスト・オンリーローン
(利息を払っても、元本が減らないローン)

ネガティブ・アモチゼーションローン
(利息を払っても、元本が増える(*_*)。。。)

です。


さらに、悪名高いホーム・エクイティローンがある。


誰が、こんなもの作ったの?

かしこい人たちです。


どうして、こんなもの作ったの?

いろいろ理由があるけど、背景のいくつかに

ITバブル崩壊後の金あまり
企業の資金ニーズがあまりなかった
金融機関の過当競争などなどでしょう。

くわしく知りたい方は、証券会社にお問い合わせ願います。

住宅価格が上昇すれば、問題ない。
しかし、上昇するどころか、下落を続けている。


金融不安が表面化したとき、
FFレートは、5.25%だった。

今、2%しかない。

その間に起きたことは、原油や商品相場が上がってしまったこと。
FFレートが、2%切ったら、危ないと思う。
日銀のように何もできなくなってしまう。

もともと、世界の中央銀行の最大の仕事は、
雇用の確保と物価の安定なのは、学校で勉強した。

この2つ。


日経さんでも報道された通り、

前回のFOMCで、成長の下振れリスクが残っているという文言が削除された。

不思議と日本の市場関係者は、なぜか、そのまま解釈した。

成長の下振れリスクがなくなったので、FOMCは大丈夫と言っていると。。。

学校で勉強したことを忘れたらしい

(^^ゞ


次のように普通に解釈すべきと思う。

原油をはじめ商品価格が高騰し、インフレリスクが高まったので、

成長下振れリスクとインフレリスクの両方がでてきた。
それで、「成長の下振れリスクが残っている」
という文言を削除した。


実際にでてきた、FOMC議事録でもそのように書いてある。


野村のリチャード・クー氏の論調の通り、あらたな財政出動や
TSLFのような

実質的な公的資金の流入が必要かもしれないが、FRBは財政出動させる権限がない。


世界最高の頭脳ゴールドマンサックスのOBが率いる財務省に期待したいが、

大統領選挙があるので、なかなか動きが取れないかもしれない。


今、世界は、70年代以来のスタグフレーション(新型)
の危機にあると思う。日本もそう。


景気が悪いのに、物の値段が上がっている。


債券と株が同時に上がったり、同時に下ったりして、
わけのわからないことが起きている。

このようなときに、分散投資といっているプロがいたら、
わたしは、何も勉強していませんと言っているのと同じです。わかりやすい。

違う人からアドバイスをしてもらいましょう。


金融不安が長引くと実体経済に悪影響がでる。


世界の金融当局・政策当局の英知に期待したい。


仮にスタグフレーションになると
売られすぎと買われすぎの行き過ぎがおきる。

もし、売られすぎのときがあれば、長期投資家の出番がくると思う(*^^)v

スタグフレーションのときは、単純な買い持ち戦略は通用しません。

ある程度戻ったら、売ることも必要でしょう。

その時間を使った売買の中で、将来の資産形成のために、
いいものを安く持ってホールドできるようにしてほしい。

今回のスタグフレーションのリスクだけで考えれば、
下のめどは、2005年の日本株上昇トレンドのスタート地点で見るべきでしょう。


スタート地点に戻るということです。


外国人は、日経平均やTOPIXなんか見ていません。

モルガンキャピタルインターナショナルの
ジャパンインデックス(400銘柄)を
ベンチマークにとっています。(もちろんドル建て)


難しいけど、もし上手に投資できたら、
2~3年たったら、よくそんな値段で買えた(^^♪
もしかしたら、そうなるかもしれません。


銘柄数を増やさないこと。多くても5つまで。

長期投資家は、そんなに見ているヒマがない。

横に広げないで、縦に売買するとよい。


銘柄選びは、自分の努力で納得するまで調べるとよい。

私見ですが、国際優良企業の勝ち組企業一本でいいと思う。

なるべく、内需型の競争の激しいところは、さけるべきでしょう。

しかし、わたしのような他人の意見は、あくまで参考意見。
ひとまね投資をすると、たいてい失敗します。

(例.1998年のLTCMの破綻事件を知っている人は、
その意味がわかると思う。)


最後に決めるのは、投資家自身。自分のお金です。


長期投資家の最大の武器は時間です。
投資は、待てる余裕資金にするのが、地味な王道。
もちろん、われこそは、プロと自信のある方は別です。


間違った投資行動をしたら、修正する。

株式投資は、損切り(縁切り)できてはじめて成功する。

いいものをもって辛抱する。
ガラクタをもって辛抱しない。
まともなものを買う。

おしまいです。m(__)m


注意:

今は、金融の混乱期です。いくつかの投資ファンドが資金ショートしているので、

仮に日本株が調整するとき、大型株と、いいものの下げがきついかもしれません。

もちろん、金融の混乱が早期に解決してほしいと願っています。

おしまいです。
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1件のコメントがあります
  • イメージ
    はるるっぴさん
    2008/6/15 21:02
    今日は、少し時間があったので、
    5枚投資メモを作ってみました。
    何のご参考にもならないと思いますが、

    次回予定は、VIX指数(通称 恐怖感指数)の
    マーケットの間違った見方にしようと思います。

    わたしこと、バタバタなので、
    日記はいつ終えるかもしれません。
    ご安心ください。

    また、時間の関係でコメントには、
    お返事できないのでご了承ください。

    また、また、わたしの情報には、
    いくつかの間違いがあると思います。

    日記なのでお見逃しください。

    短期的な相場の見通しは、わかりません。

    くわしいことは、証券会社にお問い合わせください。
    (わたしは、専門ではないので。)

    直近では、6月17日???に

    日本のトップエコノミスト

    野村證券さんのリチャード・クー氏のリポートが
    でると思います。

    野村證券さんの店頭にもあります。
    そちらをご覧ください。

    現在の金融の混乱について、わかりやすく書かれていると
    思います。

    以上です。

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