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その⑭「機関投資家の行動様式」

第14回「機関投資家の行動様式」


(バリュー投資家・グロース投資家・ヘッジファンドetc)


日本の株式市場は依然として外人投資家の比率が過半数を占めています。

中でもヘッジファンドを初めとする海外機関投資家の動きは影響力が大きく

彼等の投資手法を理解して置けば、市場全体のトレンドや

時に不自然な株価変動などが理解出来るかも知れません。


<海外機関投資家の投資手法>


(1)【ヘッジファンド】


◇グローバル・マクロ

(株式・債権・通貨などを対象に金融市場内のゆがみを利用して利益を上げる)


◇ロング・ショート

(売り買い両建ての手法を駆使しリスクヘッジを兼ねながら下落相場でも利益を出す)
  

◇イベント・ドリブン

(M&Aの発表から実施までの株価変動を利用して利益を上げる)
  

◇マネージド・フューチャーズ

(株式・債権・為替・コモディティ市場の先物取引でシステムトレードが主流)
  

◇株式を売却する前に相場を吊り上げ、買う前には相場を押し下げる
 具体的には円を売って株高を演出して売り抜ける

 円買いで株価を下げ買い占めるなど株価操作はお手の物です
 また彼等は相場のピーク時に起こる下落要因を利用して空売りを仕掛けるため
 昨年5/23の様に突然の大暴落に発展することもあります。


(2)【バリュー投資家】


◇彼等は基本的には長期投資家で、相場が下落して割安になった優良株をターゲットに投資します。

 (ウォーレン・バフェットが有名)

 但し自ら株価を吊り上げることはしないので、いきなり急騰することはありませんが
 中長期視点ならバリュー投資家が買っている銘柄に相乗りするのも投資戦略の一つだと思います。
  

(3)【グロース投資家】


◇割安株に投資するという意味ではバリュー投資家と同じですが
 バリュー投資家は過去の株価に比べて割安という判断をするのに対し
 グロース投資家は将来の株価を考えれば今の株価は割安という判断をします。

 ですから個人投資家がより堅実に資産運用を行う場合はバリュー投資家の考え方がbetterで
 将来の夢を買う場合はグロース投資家の手法に倣えば良いのだと思います。

グロース投資=未来に比べて今の方が割安=「将来を買う投資」
バリュー投資=過去に比べて割安だから買う=「過去を買う投資」


  <参考>【国内の機関投資家】


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