商品先物~羅針盤さんのブログ
東京ガソリン
東京ガソリンは新甫4月限が大幅順鞘で始まり、81250円まで上昇しましたが、そこから反落し一代安値を更新しました。3月限も安値を更新し、手前限月が一代安値を割るかどうかに注目しています。
ガソリンは円安やWTI原油の大幅反落から買い目線で見ている方が多いのかもしれませんが、個人的には逆の目線でマーケットを見ています。
現状の110円まで進んだ円安は一端円高調整の可能性があると見ており、ガソリンにとっては売り材料になります。
また、WTI原油は90.43ドルまで一気に崩れた後、95.19ドルまで反転しその間で揉み合い推移となっております。チャートはやや売り方優勢に見え、中心限月で見ると安値更新となっています。期近チャートの90.43ドルを割ると中段保ち合い下放れになりますので、WTI原油は更に失速する可能性が高まります。
そうなると、原油安・円高となれば、東京ガソリンは買いでは無く、売り方優勢になるとみております。
現状は未だどちらも、そのパターンにはなっていませんので決めつけはいけませんが、そのパターンになった時は値頃買いは非常にリスクが高くなると見ております。
ここからのガソリン市場の動向は注目です。
商品先物~羅針盤
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