十倍返しさんのブログ
今日の一言:智慧の眼
含み損が解消されていく過程で、どうして底をついた時、難平をしておかなかったのだろうかと悔やむ時がある。
”そこ” が ”どこ” か一般的には分からない。だから、売買ルールを自分なりに作っておくと良い。
例えば、①難平は絶対しない。②難平は1割下がった時点で2倍買う。③当初買値を上回るまで、定期的に当初買い付け金額で買える株数を買い続けるetc。と言った売買ルールである。
なお、難平とは、底値付近で買いを入れることで、高値で掴んでしまった株の買い単価を下げる投資法
但し、株価はもとの水準まで戻らなかった場合は、難平は効果を表さない。「下手な難平(ナンピン)怪我のもと」という相場格言もあり、注意を要する。
今日の一言:愚痴の眼でみていたものが、智慧の眼で見て苦が楽に転ずる日
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高値で掴んでしまった株は何をしても救われないような気がします。
ナンピンをしてもキリがないし、損切りしても損の上塗りをするだけ。
高値で買わないことが唯一の解決策ではないでしょうか。
株式投資の成否は買値が全てだと思っています。
montontonさん
コメントありがとうございます。
株式投資の成否は買値がすべてかもしれませんが、安く買って、高く売ることさえできれば問題はないはず。しかし、いつもそうできるとはかぎりませんね。
今日の安値が明日の高値かもしれませんし。。。。
逆に今日の高値は明日の安値かもしれません。
シナリオを自分で描いておくことが重要と思います。
難平ルールとともに損切ルールも自分なりに作っておくと良いと思われます。
かわうそくんさん
コメントありがとうございます。
自分の予想と反対に相場がいったら、おしゃる通り、損切が良いと思います。
難平はその投資に失敗したときの対処法の一つです。したがって、難平買い下がりという計画を事前に立てたとしても、本来は底値で買いたいところですから、”計画的失敗”ということもできます。心理的にはこの”失敗感”があるため、成功した印象にはならないのではないかと思います。つまり、元がとれてやれやれ感だけが残るからです。難平によるコスト下げ効果は計算すれば一目瞭然ですから。