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☆5年間で資金100倍は夢じゃない

株で1億円儲けたという話はウンザリすくらい目や耳にします。

無論、中には実話もあると思いますが、殆どは運が良かっただけで

99.99%は宝くじの高額当選と何等変わりないというのが私の印象です。

 

むしろ初心者にとっては「私はこうやって株で1億円失った」とか「無一文になった」

或は「家庭が崩壊した」などという恐い話の方が遥かに参考になる様な気がします。

 

それでは「5年間で資金100倍は夢じゃない」というのも嘘八百ということになりますが

目標管理に徹すれば不可能な目標に少しでも近づくことが可能になるということを言いたいのです。

 

「目標管理」は元々販売目標達成のために導入された考え方で、PDCAサイクルに似ていますが

その特徴は目標・施策・スケジュール、これら全てを自分が決めるところにあります

ですから、ここで敢えてPDCAと言わないのは、株式投資が100%自己責任だからです。
 
それでは株式投資に「目標管理」を導入するという具体的なイメージを以下に書き出してみます。

 

年間の利益目標額を決める(目標は達成可能な金額であること、常識的には+30%以内)
年間目標を月単位、週単位に細分化する(デイトレーダーは日or週単位)
投資する銘柄、投資金額、投資期間、目標利益、損切りラインなどを決める

 ここが最も重要です。投資する銘柄を間違えると計画そのものが白紙に戻ります。
検証

 専業トレーダーは毎日、兼業トレーダーも短期やスイングは出来るだけ毎日or隔日がbetter
   長期投資の場合も定期的に銘柄・投資額等の見直しや撤退orナンピンを検証することが大切です。

 因みにナンピンは悪手だとよく言われますが

   私の経験ではナンピンし捲った銘柄の利益が額で上位を占めることが多く

 個人的には重要な投資戦略の一つです。(但しナンピンする時は確固たる裏付けが必要です)
 

   また損切りラインまで下げなくても、出来高が目減りする一方だとか

 需給が一向に改善せず株価が数週間動かない場合は

 機会損失(逸失利益)を回避するために同値撤退も止むを得ないと思います。
決算

 専業トレーダーは月単位、兼業トレーダーは四半期ごとに決算を行うことをお勧めします。
   この時保有
銘柄や資金配分の見直しもスケジュール化して置くと良いでしょう。

 また決算を行うということは資金管理の意識を高めるためにも有効です。
   そして年度末に本決算を行い、純利益が黒字の場合に限りご褒美を受け取ります。

   ◇自ら報酬を受け取る ◇次年度の投資資金に組み入れる ◇家族に配当する 

 ◇貯金する ◇豪華ディナーを楽しむ ◇旅行する・・・等

 

 

「目標管理」に徹することのメリットは

◇投資が資金の運用であることや「利益は確定して初めて利益」だということを実感出来る。

◇損切りや機会損失の重要性がしみじみ理解出来る。

◇素早い判断や決断に迫られることが多く投資能力の向上に繋がる。など良い事ずくめです。


ではここまでの話と「5年間で資金を100倍にする」という話がどう繋がるのかということですが

株式投資で利益を得るためのポイントは「目標の細分化とスケジュール化」だと考えています。

それは私自身が1年決算という投資スタイルを選択しているからかも知れません。

また長期投資では「時間軸」も重要なポイント(味方)です。

しかし時間を重視する場合は資金量が豊富であること(インカムゲインを目的に投資出来る)

市場のトレンドが少なくとも右肩下がりではないことが条件だと思います。

 

私自身も初めて株を買った時は2銘柄を5年くらい放置していました。

その時は運良く2銘柄とも株価が10倍以上になりましたが

本格的に株の世界に身を置く様になってからは随分高い授業料を払ったものです。

「テンバーガー夢見て買うもハンバーガー」・・・その頃詠んだ株式川柳です。

 

そして損を重ねる度に自問自答し、試行錯誤した挙句辿り着いた答えが

「目標管理」を株式投資に導入することでした。

 

また年間利益を目標にすることで、自分自身がファンドマネージャーになったつもりで

市場環境の変化に日々対応する習慣が身に付きます。
 
そこで「目標の細分化・スケジュール化」の具体例として挙げたのが

「5年で資金を100倍にする方法」です。

つまり100倍に出来るという意味では無く、その可能性を探る方法論という訳です。
 
それではもう少し具体的にこの方法論について説明します。
  
 <例①>

100万円の元手で毎月10%のキャピタルゲインを得ること。これが答えです。
つまり初年度
はmax100万円を投入し毎月10万円の利益を上げます。
その結果初年度の利益は10万円×12ヶ月=120万円という計算になります。
 

2年目は元金100万円+初年度利益120万円=220万円を毎月投資して10%ずつ利益を出します。
これを繰り返すと3年目の投資資金は月々4,840千円、4年目10,648千円、5年目23,416千円
そして6年目は51,508千円となり、5年10ヶ月で100万円が1億308万円になるという訳です。
 

6年足らずで資金を100倍にすることなど絶対に有り得ないことですが
毎月10%の利益を出すという具体的な目標に置き換えることが考え方のポイントです。
無論これは机上の空論です。
しかし目標を細分化しスケジュール化することで

より遠い目標地点に到達することが可能になると思います。
 

<例②>

資金100倍は余りにも現実離れした話なので、もう少し身近な例を考えて見ます。

例えば100万円投資した株が半値(含み損50%)になっている状況をどの様に打開するか?

 

この場合、選択肢は以下の3通りです。

①今更損切り出来ないので地合いが回復して連れ高するまで何年でも待つ

②今売ってしまえば50万円しか残らないが、いっそ損切りして値動きの良い新興銘柄で取り戻す

③今売ってしまえば50万円しか残らないが、この先上がる材料の無い銘柄を持ち続けるより

 多少時間はかかっても有望な銘柄に少額投資で乗り換える

 

①は壮大な塩漬け構想で、運良く逃げ場が訪れても再び同じ過ちを犯す懲りない人です。

 しかし忍耐強いという意味では②を選ぶ人より救われるかも知れませんが所詮投資には向きません。

②を選ぶ人は、こうやって株で資産を失くすという典型的なタイプで、反面教師としては理想的です。

では③を選ぶのが正解かと云えば決してそうでもありません。

無論①②よりはマシですが、ここで目標管理を実践しなければ全く意味が無いということです。

 

つまり手元に残った50万円を一気に投資するのではなく

資金量に関係なく銘柄選択、資金配分を行うことが大事で、この時こそ忍耐が必要だと思います。

例えば25万円だけ投資し、しかも125円の株なら1000株ずつ2回に分けて買う

或は2銘柄に分散投資するという考え方です。

但し、残りの25万円は本来予備資金として温存して置くべきものですが

如何せん25万円を100万円にすることは至難の業なので

せめて買い増しやナンピン用として残して置くのが賢明でしょう。

この様な考え方は、小額投資を今から始めようという人にも勿論お勧めです。

 

株は安く買って高く売れば良いという単純なものではありません。

要するに買う前から利確または損切りするまでのプロセス管理が重要だと思います。

かなり抽象的な話になりましたが、例えば1ヶ月間で10%以上のパフォーマンスを

年に何回達成出来るかという目標にチャレンジしてみるのも

「目標管理」に馴染むための有効な手段ではないかと考えます。

勿論本業が忙しく、スイング投資も出来ないという方にはとても無理ですが

個人投資家はファンドマネージャーや経営者と同じという考え方

是非持って置いて頂きたいと思います。


 



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