十倍返しさんのブログ
心の目・・・行動ファイナンス
週末の米株式相場は下落。株価のバリュエーションを正当化するには業績の伸びが十分ではないとの懸念が背景という。決算発表の業績の数字を見て、人々は自分と違った反応を示すことがしばしばある。行動ファイナンスはそんな人間心理の不合理性に着目した考え方のようだ。
「ここではきものをぬいでください」という文章を見た時、風呂やであれば、着物を脱ぐか、履物を脱ぐか雰囲気でだいたい分かりそうだが、パッと見た時、自分が意識している方向で解釈してしまうことがしばしばあるよるようだ。このような読み間違いは音にもある。昔の大名が鍛冶屋の前で「トンテンカン」との音を聞いた時、「天下取る」と聞こえたとか。心理状態に左右されることは間違いない。
自分の都合の良い方向で、相場を解釈する傾向があるようだが、すこし”心の目”を開けて相場を見ることにしよう!そして 株式市場を考えよう。
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