木下 晃伸さんのブログ
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【投資脳のつくり方】ニッケル鉱山開発2,000億円
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
経済アナリスト、木下 晃伸(きのした てるのぶ)です。
昨日、騰落レシオが130ポイントを超えたため、
過熱感を指摘しました。
そして、本日は、前日の米国株安も手伝い233円安。
下落局面を迎えた可能性がある世界の株式市場の行方は注意が必要です。
それでは、雑誌「マネージャパン」ホームページに平日毎日連載している
「経済アナリストが斬る!投資に役立つ3大ニュース」をご覧下さい。
ご意見・ご感想は【日記の感想欄】へお気軽にどうぞ
本日もよろしくお願い申し上げます。
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【経済アナリストが斬る!投資に役立つ3大ニュース】
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1.ニッケル鉱山開発2,000億円
2.羽田国際化へ旋回、成田30年相互補完急ぐ
3.外資系高級ホテルの客室稼働率急低下
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1.ニッケル鉱山開発2,000億円
●住友鉱山、電子材料・車部品向けのニッケル生産事業を拡大
●株価はどうか?「住友鉱山 vs. BHPビリトン」
●エネルギー関連企業は、世界に目を向けるべき
住友金属鉱山は南太平洋のソロモン諸島で、
代表的な希少金属(レアメタル)であるニッケルの鉱山を開発する。
2,000億円強を投じ、2013年にも高純度ニッケル地金の生産を
年3万トン規模で始める。
総事業費は日本の非鉄大手による単一の鉱山投資としては過去最大級。
日本の大手商社などにも参加を呼び掛ける。
ニッケル価格の高止まりが続けば投資を10年前後で回収できる見込みだ。
たしかに、住友金属鉱山は魅力的な企業である。
が、同じエネルギー関連の企業でもBHPビリトンの株価を見ると、違いは明白だ。
前者の株価は、過去5年間で6倍に伸びてはいるものの
昨年から下落しているのに対し、後者は5年間で10倍の成長をし、
サブプライム問題がピークを迎えた時期にも成長を続けている。
※BHPビリトン株価はこちらでチェック
http://finance.google.com/finance?q=NYSE%3ABHP&hl=en
投資対象を選択する際には日本の企業にこだわる必要はなく、
どんどん世界に目を向けていくべきだろう。
私もブラジル大使館のご好意で、ペトロブラス、ヴァーレなど
ブラジルのエネルギー関連企業へ訪問取材することが可能になり、
現在準備を進めている。
詳細については、今後当メールマガジンでも報告していきたい。
2.羽田国際化へ旋回、成田30年相互補完急ぐ
●2010年に羽田の国際線発着枠3万回増加
●アジアに加え、欧米への国際便も
●韓国、シンガポールなどの国際空港との競争に取り残される危機感
冬柴鉄三国土交通相は20日の経済財政諮問会議で
羽田空港の国際線を増やす方針を正式に表明した。
諮問会議で冬柴国交相が説明したのは
「首都圏空港における国際航空機能拡充プラン」。
2010年の第四滑走路の完成で、
現在の30万回から増える発着枠(昼間11万、夜間4万)のうち、
昼夜それぞれ3万回を国際線に振り向ける計画だ。
国交省は「国際線は成田、国内線は羽田という基本方針は変わらない」と説明する。ただ、アジア向けにとどめていた就航先を欧米に広げる意味は大きい。
背景には夜間運用に制約があり、都心から遠い成田空港だけでは、
韓国の仁川、シンガポールのチャンギなど
アジアの大規模空港との競争に取り残されるとの危機感がある。
前回当メールマガジンでもお伝えしたように
ANAやJALの業績は空港インフラの限界なかりせばさらに伸びるという一面がある。
私も今月末韓国へ出張するのに羽田空港を利用するが、その利便性を実感している。羽田空港の国際化によって空の競争での日本の存在感が増すことに期待したい。
3.外資系高級ホテルの客室稼働率急低下
●パークハイアット東京、グランドハイアット軒並み下落
●北米、金融業界の外国人ビジネス客の宿泊利用に落ち込み
●タイとオーストラリアは観光+ビジネス立国
外資系高級ホテルの客室稼働率が低下している。
パークハイアット東京は3、4月とも前年同月に比べて15ポイント前後下落、
グランドハイアット東京も1 - 4月は70%台にとどまった。
パークハイアット東京の1 - 4月の稼働率は50-60%台で低迷。
「北米地域、金融業界の外国人ビジネス客の宿泊利用が落ち込んでいる」(同社)
という。
国の魅力が落ちてくると外国人ビジネス客は減る。
では、観光はどうか?世界の観光国のなかでも、
タイとオーストラリアに注目する必要があるだろう。
タイの年間観光客数は1,000万人、オーストラリアは500万人。
さらに、タイでは、観光庁が近年中に
年間2,000万人まで観光客を増やす考えを明らかにしている。
さらに、両国は投資ファンド、オイルマネーからの熱い視線を浴び、
観光にとどまらず、ビジネス立国としても重要な位置を占めている。
ビジネスの観点からも熱い国だ。
観光と言えば、タイの観光業大手マイナー・インターナショナル(MINT)が
7日に外食チェーンを展開するシンガポールのタイ・エクスプレスを
買収することを発表した際には電話取材をおこなったが、
私が予想していた以上の高い収益効果を観光客の増加で見込んでいることを確認した。
ビジネスの好調と観光の好調が両立する国への投資は魅力が高い。
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ご意見・ご感想は【日記の感想欄】へお気軽にどうぞ
( 文責:木下 晃伸 きのした てるのぶ )
☆雑誌「マネージャパン」ホームページもぜひご覧ください!
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http://www.terunobu-kinoshita.com/20080520-toushinou.pdf
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◇発行人/編集人
木下晃伸(きのしたてるのぶ)
(社団法人)日本証券アナリスト協会検定会員
株式会社きのしたてるのぶ事務所
(C)2005-2008byTerunobu Kinoshita&TERUNOBU KINOSHITA OFFICE LIMITED. All Rights Reserved.
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2.羽田国際化へ旋回、成田30年相互補完急ぐ
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1.ニッケル鉱山開発2,000億円
●住友鉱山、電子材料・車部品向けのニッケル生産事業を拡大
●株価はどうか?「住友鉱山 vs. BHPビリトン」
●エネルギー関連企業は、世界に目を向けるべき
住友金属鉱山は南太平洋のソロモン諸島で、
代表的な希少金属(レアメタル)であるニッケルの鉱山を開発する。
2,000億円強を投じ、2013年にも高純度ニッケル地金の生産を
年3万トン規模で始める。
総事業費は日本の非鉄大手による単一の鉱山投資としては過去最大級。
日本の大手商社などにも参加を呼び掛ける。
ニッケル価格の高止まりが続けば投資を10年前後で回収できる見込みだ。
たしかに、住友金属鉱山は魅力的な企業である。
が、同じエネルギー関連の企業でもBHPビリトンの株価を見ると、違いは明白だ。
前者の株価は、過去5年間で6倍に伸びてはいるものの
昨年から下落しているのに対し、後者は5年間で10倍の成長をし、
サブプライム問題がピークを迎えた時期にも成長を続けている。
※BHPビリトン株価はこちらでチェック
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投資対象を選択する際には日本の企業にこだわる必要はなく、
どんどん世界に目を向けていくべきだろう。
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ブラジルのエネルギー関連企業へ訪問取材することが可能になり、
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詳細については、今後当メールマガジンでも報告していきたい。
2.羽田国際化へ旋回、成田30年相互補完急ぐ
●2010年に羽田の国際線発着枠3万回増加
●アジアに加え、欧米への国際便も
●韓国、シンガポールなどの国際空港との競争に取り残される危機感
冬柴鉄三国土交通相は20日の経済財政諮問会議で
羽田空港の国際線を増やす方針を正式に表明した。
諮問会議で冬柴国交相が説明したのは
「首都圏空港における国際航空機能拡充プラン」。
2010年の第四滑走路の完成で、
現在の30万回から増える発着枠(昼間11万、夜間4万)のうち、
昼夜それぞれ3万回を国際線に振り向ける計画だ。
国交省は「国際線は成田、国内線は羽田という基本方針は変わらない」と説明する。ただ、アジア向けにとどめていた就航先を欧米に広げる意味は大きい。
背景には夜間運用に制約があり、都心から遠い成田空港だけでは、
韓国の仁川、シンガポールのチャンギなど
アジアの大規模空港との競争に取り残されるとの危機感がある。
前回当メールマガジンでもお伝えしたように
ANAやJALの業績は空港インフラの限界なかりせばさらに伸びるという一面がある。
私も今月末韓国へ出張するのに羽田空港を利用するが、その利便性を実感している。羽田空港の国際化によって空の競争での日本の存在感が増すことに期待したい。
3.外資系高級ホテルの客室稼働率急低下
●パークハイアット東京、グランドハイアット軒並み下落
●北米、金融業界の外国人ビジネス客の宿泊利用に落ち込み
●タイとオーストラリアは観光+ビジネス立国
外資系高級ホテルの客室稼働率が低下している。
パークハイアット東京は3、4月とも前年同月に比べて15ポイント前後下落、
グランドハイアット東京も1 - 4月は70%台にとどまった。
パークハイアット東京の1 - 4月の稼働率は50-60%台で低迷。
「北米地域、金融業界の外国人ビジネス客の宿泊利用が落ち込んでいる」(同社)
という。
国の魅力が落ちてくると外国人ビジネス客は減る。
では、観光はどうか?世界の観光国のなかでも、
タイとオーストラリアに注目する必要があるだろう。
タイの年間観光客数は1,000万人、オーストラリアは500万人。
さらに、タイでは、観光庁が近年中に
年間2,000万人まで観光客を増やす考えを明らかにしている。
さらに、両国は投資ファンド、オイルマネーからの熱い視線を浴び、
観光にとどまらず、ビジネス立国としても重要な位置を占めている。
ビジネスの観点からも熱い国だ。
観光と言えば、タイの観光業大手マイナー・インターナショナル(MINT)が
7日に外食チェーンを展開するシンガポールのタイ・エクスプレスを
買収することを発表した際には電話取材をおこなったが、
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◇発行人/編集人
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タイとオーストラリアは観光+ビジネス立国だったんですね。
少し以外な感じもします。。。
僕は最近色々なニュースにも出てくることもありついついオーストラリアに注目してしまいます。
これからのビジネス好調と観光の好調が両立する国への投資は魅力が高いですね!!
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